【読者さまのリクエストにより

わたしの旧ブログが

広告がドカンと入って非常に

読みにくいということで

コトノハいろいろ日記byヤプログ

に書いた記事を一部訂正し

再掲させていただいております。】

 

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【ここから再掲】

皆さまこんにちは!


わたしが官能小説家として活動していた時に書いた処女作について

書かせていただいたところ

アマゾンさんにあった在庫が

残り1冊になってました~

何人かの物好きなブログの読者さまが

購入してくださったものと思われます。

ほんとに稚拙な文章で、

なんのためにもなりませんが

ほんとありがとうございます



2~3日前に鑑定させていただいたお客様が

昔の本を買ってくださったらしく


あの小説はれいみさんの体験談ですか?


と聞いてくださって

当時も、買ってくださった友人知人のみなさん

から同じことを

聞かれていたのを思い出しました。


当時は「80パーセントノンフィクション」

だと答えていたきがしますが


今読み返してみると

確かに、そういうこともあったなぁと思いつつ

 

あの本を書いた当時と、

今のわたしとでは

過去の出来事に対する認識が

大きく変わっている箇所ばっかりで

 

そのお客様には

「いえ、あれは7割、

フィクション=作り話です」

とお答えしました。


ほんとにね、今となっては

あれ、ほとんど作り話というか、

妄想だったんじゃないかと思います。


もちろん、

小説に書かれている出来事の一部は

現実に起こったことでは

あるのですが


たとえば、父に虐待されていた主人公

のエピソードにしても

今思えば

そうされて当然だったという

認識があります。


「父に押し入れに閉じ込められて以来

闇がこわくなった件」ですが

わたし、昔から、

ものすごく

口が達者な子供だったんですよ。

結構ませたことを言う子供だったんです。


それが原因なのかどうかわかりませんが

わりと小さいころのことを

良くおぼえていまして

1歳半ぐらいのときに、

 

近所の子と

お人形さんごっこをしていて

「さぁ、パーピー(パーティー)よ。

お着替えしましょ」

みたいなことを言ったら

相手の子は

同い年だったので

当然1歳半の赤ちゃんですから

「パーティー」という概念を

全く持ちあわせていなかったようで

きょとんとしてたって

いうとこまで覚えてまして・・・


つまり、2歳のとき、

押し入れに閉じ込められたのは

たぶん、父が激怒するような

ませかぶったこと(ませたこと)を

言ったからじゃなかったかなぁと

思い出しました。



でも、不思議なもので、

あの小説書いた当時は

わたしに原因があったことは

まったく思い出せませんでした。


つまり、過去の出来事を

2歳のあの日からずっと、いい年こくまで

被害者側でしかとらえてなかったんですね。


子供って自分が悪いことしたのに

叱られたり、叩かれたりすると

「お父さんきらい!」

「お母さんのばか!!!!」

ってなりますよね。

 



大人になって、

自分がマナーの

悪いクソガキを叱る側にまわったときの

気持ちはわかるくせに

 

こと自分の過去のこととなると

 

ずっと2歳の

子供の被害者目線を

持ち続けているんですね。

 

で、あれから10年近くたちまして

(2015年当時)

ようやく大人の目で、大人側の視点から

過去の出来事をみることが

出来るようになって

あの小説を読み返すと、

ほんと、唖然としてしまうんです。


20歳のとき、家出を試みて

激怒した父に

髪をじょりじょり切られたことも

あの頃、わたしは失恋して、

ものすごい心が荒れてまして

毎晩、バイト仲間と飲み歩き

朝帰りが続いておりました。

 

成人式の朝も、親が用意してくれた

赤飯などにも手を付けず

「そんなもんいらんわっ!!!」

みたいなことを言って

バイトに行き、その帰りに

バイト仲間とドライブに行ったり

 

親から見れば就職もせず、

いい年こいてふらふらしている

クソ生意気な不良娘なわけですから、

まぁ、ハサミで

髪の毛じょりじょりはさすがに

行き過ぎ感はあるものの

 

わたしもこの頃は

ますます口が達者でしたから

父の逆鱗に触れることなど

朝飯前でしたので

なんかすごいこと

言っちゃったんだと思うのです。

>覚えてませんが

 

わたしが20歳だったころ

父は、今のわたしと同じ年です

(2015年当時)

 

母に至っては30代後半。


今わたしに、

昔のわたしのような

可愛げのない馬鹿娘がいたら

120%体罰しましたし

120%毎日怒鳴っていたと思います。


だからこそ言えるのですが


父はとくに、

わたしのそのようなバカ娘っぷりに

目を細めているようなところもありましたし


他の兄弟は連れて行かない出張に

わたしだけ同行させたり、よくもまぁ

そんな娘を愛せたものだと感心します。


母に至ってはわたしの扱いに

相当悩んでいたと思われます。

「わたしは

母に子ども扱いされなかった!」

と長い事恨んでいましたが

子供扱いされるような

口の利き方をしてませんでしたから

そりゃまぁ当然です。


でも、小説書いた当時や、

 

つい最近まで

そんなことには思い至らず

 

父はわたしを虐待していた。

母は父に謝るけど

わたしには謝らないので

わたしの味方ではない!

って信じてたわけです。


で確信したんですけども

日々の出来事も、

ぜんぶそうなんですけども

人は自分の都合のいいように

捉えるものなんだなぁと。


被害者でいたり

弱い存在でいたほうが

都合がいいから

 

事実をそこにフォーカスして

信じるし


被害者でいたり

弱い存在でいるのが

馬鹿らしくなったら

違う面にフォーカスしていく


まぁ、どっちでもいいし

そのとき、幸せなほうを

選べばいいんですけどね。

 

 

お姫様ごっこにも

過去エピソード書いてますが

なんだかんだ言って

今の私は

「被害者妄想」には

もう飽き飽きしてますし

過去の理不尽な出来事も

「まぁ、そりゃ、

あんた(自分)が

あんなだから、そうなるわな」

程度にしか考えてませんので

ずいぶんとラクになりましたし

今、まじりっけなしで、

本当に幸せな日々を

過ごさせてもらっております。

でもそれは、

被害者妄想で

じめじめとしたところにいたからこそ

感じられる幸せかもしれません。

 

 

もし皆さまが望んだら、の話ですが、

もういい加減過去のことに

捕われない自分になりたいと思うのなら


必ず、そのタイミングが来るし、

過去の出来事も

そんなふうに

ガラッと風景が

変わって見える時期が来ると思います。


なので、今、過去の出来事を、

過去の事実を

恨んだり、イヤなものとしてとらえていても

 

それはそれで

何の問題もないと思います。


わたしたちは

常に自分に都合よく考えて生きています。


もし今うまくいってない何かを

過去の出来事のせいにしたいときは

それもよしです。


・・・まぁ、さんざん、

いいこと書いといてあれですが

わたしが口が達者で

生意気で横着で偉そうなのは

やっぱり環境も少しはあるのかなと。

父と祖母の口の悪さや物言いを

ずっと聞いて育ったからってのもある。

と言い訳させてもらいたい部分も

あるにはありますね。

あと、もっとこう、

わたしがおとなしくなるような

制裁を加えてくれていれば

今頃おしとやかで

従順で

お友達も多いアイドル的存在に

なれていたかも????

・・・・・・・・・

で、では皆様、素敵な1日を

お過ごしくださいね