おなか一杯かもしれませんが

 

興味ある方は最初からお読みくださいませ♥

 

 

ドバイ最終日の大事件~前編

ドバイ最終日の大事件~中編その1

ドバイ最終日の大事件~中編その2

ダブルレインボーとドバイの気づき

 

************

 

空港内のホテルでゆっくり休み

 

体も頭も心もすっきりしたところで

 

再び警察にパスポートを取りに行きました。

 

>ツアー参加者の皆様が

関西空港に到着される予定時刻まで

警察にパスポートを預けておかねばなりませんでした。

 

わたしたちに事情聴取をした警察官ではなく

 

軍隊の制服を着た人と、もうちょっと偉い人だと思うのですが

 

警官の方が

 

パスポートを返還してくれて

 

「今からは、ご自分たちでエミレーツと交渉してください」

 

といってカウンターの場所を教えてくれました。

 

カウンターに向かいながら

 

Nプロデューサーは日本の旅行会社に

 

電話していました。

 

エミレーツに交渉する際、わたしよりも

 

ちゃんと英語が話せて意思の疎通ができる

 

ガイドを手配してほしかったからです。

 

日本の旅行会社は、すぐに手配するといったまま

 

いまだにちゃんとしたガイドをよこさないので

 

Nプロデューサーが何度も電話で

 

やりとりしていたのでした。

 

そうこうしているうちにエミレーツのカウンターに

 

到着しました。

 

わたしたちはすでに出国手続きをしている状態ですので

 

昨夜のミスを連発した

 

カウンターまでいくことはできません。

 

なので警察が教えてくれたカウンターで

 

話をすることになったのですが

 

相変わらず、通訳してくれる人からは

 

電話もなく、わたしがNプロデューサーの

 

意向を通訳する形でカウンターの女性に

 

話しかけました。この窓口の責任者だという女性に

 

エミレーツ側が間違えてわたしのチケットを

 

正しく発券せず、同じグループの

 

別の人のチケットを発券したせいで

 

時間がかかり、

 

体調が悪くアップグレードの手続きを

 

行いたかったのにできなかったこと。

 

などを話していると

 

この人 「それはどうして?」

 

などと質問するくせに、わたしが話している最中で

 

まったく関係ないところに指示を出したりするので

 

あきらかにちゃんと聞いてないんですね。

 

なので、「ちゃんと詳細話してるんですから

 

最後までインターラプト(さえぎらず)せずに聞いてもらえます?」

 

って言ったら

 

「ここまでの話でわたしたちは何のミスも

 

犯してないじゃない」

 

とのたまいます。

 

わたし「じゃあ、誰がチケットの名前

 

間違ったんですか?」

 

係員「でもチケットは再発行されたんだからミスではありませんよ」

 

・・・もう、はぁああああああ??????ムキームキームキー

 

のレベルですよ。

 

もうここからは

 

Nプロデューサーが

 

「勝手な判断で話をしないように」

 

と言ってるにも関わらず

 

わたし自身、感情を押さえられなかったです・・・汗汗

 

さらに、この意地の悪い女係員

 

「このカウンターの責任者は私ですよ。

今、別のカウンターのチーフに電話して

あなたの話をつたえましたがうちに

落ち度はありませんので、さっさと新しいチケットを

購入して帰国してください」

 

といったので

 

「お前ふざけんな!!!人の話

詳細聞かずに勝手に判断するんじゃね~!!」

 

と怒鳴ったら

 

この人たちの常套手段なのか

 

「これ以上叫ぶと警察呼びますよ」

 

と一言。

 

ミス連発した側が

 

ここまで偉そうに、被害者ぶるなんて

 

まじでドバイ空港とエミレーツ航空以外みたことないです。

 

その間、Nプロデューサーが

 

何度も日本のエイジェントに日本語のできる現地人に

 

連絡をするよう伝えていましたが

 

結果的にこのカウンターにいる間

 

電話はかかってこず

 

結局、エミレーツ側とちゃんとした話が

 

できないままでした。

 

(まぁ、現地係員が間に入ったところで

 

エミレーツ側はまったく話を聞く気はなさそうでした)

 

Nプロデューサーも、これ以上、ラチがあかないので

 

とりあえずスムーズに帰国できる方法を考えようと

 

言ってカフェで作戦会議することにしました。

 

とりあえず帰国便の確認を例の日本の旅行会社に

 

電話してきいてると

 

昨日乗り損ねた便と同じ便か

 

成田便しかないということでした。

 

しかもやはりエコノミーもほぼ満席。

 

旅行会社の情報だけをあてにしていたら

 

わたしたちはもしかすると

 

あと1日、もしくは2日帰国できなかったかもしれません。

 

どうしたものか考えていると

 

Nプロデューサーが「そういや、韓国経由があるかも?」

 

と言い出し、携帯で調べ始めました。

 

するとその日の夜22:00出発の

 

大韓航空ソウル行きの便があることがわかりました。

 

しかもドバイ→ソウルの所要時間は約7時間

 

ソウルから福岡までは約1時間30分で到着するのです。

 

そこでNプロデューサーが旅行会社に再度電話して

 

大韓航空のソウル行の便をおさえられるか確認すると

 

3席確保できて、ソウル→福岡間も席があるとのことでした。

 

これで二度とエミレーツの便なんかに

 

乗らずにすみますし、移動時間が短いので

 

体力的にも持ちそうです。

 

気になるわたしたちの荷物の行方も

 

わたしの分はちゃんと関空にある。

 

大森君の荷物だけが行方不明。

 

みつかった

荷物は福岡に届き次第自宅に送ってくれる。

 

という情報をいただき、とりあえず

 

帰国することに決めたのです。

 

というか

 

ここまでで、もうお気づきの方も

 

いらっしゃるかとおもいますが

 

わたしたちの常識では、こういうことは

 

旅のプロフェッショナルである

 

旅行会社が提案することじゃないかな

 

っておもうんです。

 

もしNプロデューサーみたいに

 

台湾や韓国、アジア各国を

 

仕事で頻繁に行き来した人ではなければ

 

旅行会社のいいなりになって、何日もドバイを

 

出られなかったかもしれないのです。

 

プロと名乗る人たちが必ずしも

 

プロの仕事をしてくれるわけではないのだなということが

 

エミレーツの対応でも旅行会社の対応でも

 

よくわかりました。

 

プロと名乗っておきながら

 

たいした仕事もしないでお金をもらってる人たちは

 

これからも雨後の筍のようにあらわれるとおもいますし

 

おかねを払ったからといって

 

それに見合うサービスを受けられるとは

 

限らないこともあるのだということを

 

これからの新しい常識として

 

わたしたちが頭に入れておくべきことかもしれませんね。

 

だからこそ、自分で考える力や

 

直観力、行動力、めげないハートを

 

持つ必要があるのかもしれません。

 

さて、大韓航空のチケットを押さえてもらったものの

 

そこからが大変でした。

 

何しろ、この旅行会社、ドバイ専門を謳っているくせに

 

この会社が指示することは、ことごとく情報ミスで

 

めちゃくちゃだったのです。

 

まず、搭乗時間22:00のはずなのに

 

今すぐ手続きしないと予約がキャンセルされてしまうので

 

早くカウンターに行くよう指示されました。(この時点で16時をちょっとすぎてたぐらい)

 

わたしたちがいた第1ターミナルから第3ターミナルまでは

 

徒歩20分かかるので急ぎ足で行くように指示があったそうです。

 

ところが。

 

Nプロデューサーが

 

空港のサービス係に聞いたところ

 

第3ターミナルまではバスでしか行けない。

 

歩いては無理とのこと。

 

何人かの係員さんに確認しても同じ答えですし

 

最終的には親切な係員さん(エミレーツの係員ではありません。

 

空港の係員さんです)がバス乗り場まで案内してくださいました。

 

そこで待機していたバスに乗り込み

 

移動すること約10分(徒歩でいけるわけない距離)

 

ついたのは第2ターミナル。そこでまた別の係員さんが

 

「いったんここでバスの乗り換えをしないといけないので

 

10分後やってくるバスで第3ターミナルに行ってください」

 

と案内してくださり、さらに待つこと10分。

 

そして、10分後到着したバスに乗り込みそこから

 

さらに約10分

 

バスで20分、待ち時間含めて30分かかりました。

 

徒歩で行ってたらどうなってたか。

 

まるで想像がつきません。

 

 

ここでも旅行会社のいうことをきくより

 

Nプロデューサーの判断のほうが正しかったのでした。

 

 

 

そして、いざ第3ターミナルに到着すると

 

指定された窓口に行っても

 

まだ大韓航空のチケットの搭乗受付は始まってもいませんでした。

 

旅行会社が言っていた

 

「早くいかないとチケットが無効になる」って

 

いったいどの筋の情報なんでしょうか?

 

窓口の案内によると大韓航空のチケットの

 

搭乗受付は夜7時から。

 

その前に別のカウンターでEチケットを購入してください。

 

とのことでした。

 

何度もいいますが、これ、

 

旅行会社から一切指示されてなかったですからね。

 

すべて、こちらで尋ねて、こちらで動いた結果

 

わかった情報です。

 

Eチケットを買うのに予約番号が必要でして

 

これは旅行会社が手配した際、わたしたちにも

 

聞いていましたが、いざEチケットを買おうとしたら

 

予約番号が違うということで、チケットが買えませんでした。

 

そこで、またNプロデューサーが

 

「いったいおたくはどうなっとうとや?

 

ちゃんとせぇや!!!」

 

と怒鳴って、ようやく「大韓航空の職員のマイケルさんという

 

男性にすべてお願いしたからマイケルさんと話すように」

 

いう指示がきました。

 

マイケルさんが現れたのは7時頃。

 

ちょうど搭乗時刻に合わせてきてくれました。

 

もうね、この一連のトラブル対応の中で

 

一番頼りになったのがこのマイケルさんでした。

 

マイケルさんは韓国系アメリカ人で

 

英語もとてもきれいでわたしにもわかるように

 

お話してくださるし、何よりも親切でした。

 

Eチケットが3人分すべて発券されるまで

 

ずっと待っててくださり、おまけに席の希望も

 

できる限り聞いてくださって

 

それをカウンターに伝えるというところまで

 

やってくださいました。

 

日本のANAとかJALとか大手のところって

 

こんな感じが普通ですが、海外でこの当たり前と思ってた

 

サービスを受けると本当に心が和みます。

 

そうそう、Eチケットを発券しているとまたまたトラブルが

 

発生しました。

 

Nプロデューサーが旅行会社に聞いていた料金より

 

窓口で言われた料金のほうが10万円以上オーバーしていたのです。

 

3人分の追加料金なので金額が変わると

 

やはり大きいですし、クレジットの枠を超える可能性も

 

あるので、料金に関しては、Nプロデューサーも

 

何度も確認していたのにも関わらずです。

 

マイケルさんに「なぜ旅行会社の言ってる値段と違うのですか?」

 

と聞くと、チケットを新しく購入する場合

 

追加で料金がかかるので、

 

どうしてもこの値段になってしまうとのことでした。

 

「旅行会社ってそのこと知ってないとダメですよね?」

 

ってきくと

 

「普通のエイジェントならその情報は知っているはずです」

 

とおっしゃってエイジェントにそのことを説明していました。

 

とにかく、今回のトラブルはまずエミレーツ側のミスの連発から始まり

 

後半は旅行会社の情報提供に誤りがありすぎて振り回され

 

本当に大変でした。

 

何度もしつこいようですが

 

今回のトラブル、ほとんどすべて

 

Nプロデューサーの判断がなければ

 

いつまでも何も解決しないままでした。

 

マイケルさんが現れて流れが変わったのか

 

その後、無事、大韓航空ソウル行きの飛行機に乗り

 

エミレーツよりも広い機体だったので

 

エコノミーでしたが幾分ゆったり座ることができ

 

少し眠ることもできました。

 

仁川空港から福岡までは関空から飛行機乗るよりも

 

少し早めに到着して、フライトにストレスを感じることは

 

なかったです。

 

 

そして、福岡空港到着・・・・。

 

スーツケースは関空にあるし

見つかったら家まで送ってくれるっていうし

あとは手ぶらで帰るだけ。

 

とおもいきや、福岡空港の税関で

 

大森君を呼ぶアナウンスが・・・・。

 

それと同時にNプロデューサーにも

 

旅行会社からガンガン電話が入ってました。

 

 

なんと、大森君の荷物は関空にあり

 

わたしの荷物は行方不明とのこと。

 

 

しかも、荷物が紛失した場合

 

必ず税関で指定の用紙に必要事項を書いて

 

書類を提出しておかねばならないとのこと。

 

ドバイで「わたしの荷物はみつかった。

 

大森くんの荷物はない。

 

荷物見つかり次第自宅までおくってくれる」

 

という情報、

 

どの筋からの情報だったのでしょう???

 

たぶん、わたしの荷物はドバイにあるんじゃないかと

 

いうことでそういうことならば

 

搭乗まで時間があったし、あのマイケルさんにお願いして

 

エミレーツ側に荷物の確認だけでもしてもらえたのに・・・・

 

ほんと、この旅行会社だけはもう二度と利用することはないと

 

思います。

 

結局大森君の荷物は

 

関西空港にあったのですが

 

わたしたちが帰国した経路と同じ経路を通ってじゃないと

 

受け取りができないため、関空から韓国へ

 

韓国から福岡へという順番をたどり

 

その日の夜遅くに福岡に到着したみたいです。

 

わたしも税関で荷物の紛失届をだしていますが

 

いまだどこにあるとも連絡がきておりません。

 

ここまでがドバイ最終日に起こったトラブルの数々ですが

 

わたしがステージアップするにあたり

 

手放しておかねばならない2つの癖を

 

意識せざるを得ませんでした。

 

その癖がでるたびに、トラブルが複雑になったり

 

足止めがかかったように思えます。

 

 

その癖とは

 

1)自分の本当の声、体の声、心の声を後回しにする癖

 

2)自分の中の男性性=知恵や叡智を信用していない癖

 

 

後回しの注意については

本当に過去のブログにも書きましたが

 

今年に入り

 

予約していたタクシーを別の人に取られたり

わたしの注文だけ後回しにされたりといったことが

つづいていました。

 

ほんとにね、わたし、こうみえて、気ぃ使いなんですよ。

人がいると、どうしても自分のことは後回しする癖がついちゃってるんです。

自分の感情や体調などを

後回しすることで

チャンスを逃すのだということが

 

今回、アップグレードの

タイミングを逃したことで痛感しました。

 

わたしの荷物だけ来ないってのも、同じ理由ですね。

 

 

あと、これは今まであんまり気が付いていませんでしたが

 

わたしは自分のことを頼りなくてぼんやりしてて

頭が悪い人だとおもってました。

 

今回頼りになったNプロデューサーも、大森君も

いうなればわたしの男性性が現実化した人たちです。

 

わたしはバカじゃないし、頼りなくもない。

ダメな子ではないんだ。バカの子のフリは

やめたほうがいいかもしれない。

と本気で思いましたね。

 

ちゃんと自分の声(女性性が発する声)を

きいて

 

その声が欲するものを理解して

ちゃんと行動にうつそうと決意さえすれば

 

すべてうまくいく知恵も勇気も

わたしは持っているはずなのです。

 

わたしは時々、自分のパートナーや

Nプロデューサーにさえ不信感を持つこともありました。

男性不信や人間不信。

それは、すべて自己不信と同じ。

 

男性の能力を信じる=自分の男性性(知恵、決断力、行動力)

を信じることでもっとパワフルに

ステージアップの波にのっていけるのではないかとおもいましたね。

 

だからこそ、改めて、Nプロデューサーの

決断力や行動力におまかせして

これからもついていけばいいんだなってことも

わかりました。もちろん、Nプロデューサーの部下である

大森君も今回のドバイツアーでだいぶ

頼もしくなったと感じます。

 

つまり男性に頼るってのは

そういうこと。

 

自分の中の男性性をちゃんとリスペクトしていなければ

現実の男性をリスペクトして苦手なことをお任せしたり

心から信頼して物事をゆだねたりはできないし

宇宙の流れに身を任せて生きることも怖くてできない

わけです。

 

甘えたり頼ったりできない人って

実は自立しているようで

そうじゃない。

 

心のどこかで自分のことをダメな人間、頼りない人間

決断力もない人間、何も成し遂げることができないと信じているから

いつも不安と緊張でいっぱいいっぱいで

ちょっとしたことで

怒ったり、傷ついたりするのかもしれません。

 

被害者意識を持ちやすい人も

 

自分の中の男性性を認めて

自分自身を男性目線でかわいがったり

何かを与えてあげたり、人に頼ることを許したり

ができてないのかもしれませんね。

 

わたしがこのトラブルで被害者になりかけたときも

 

Nプロデューサーのことも

なんにもできない自分も、同時に責めたときです。

エミレーツや旅行会社に

まともな対応をしてもらえなかったときは

まさにそのような心理状態のときでした。

 

人や自分を責めたり

自分の無力さを嘆いていると

被害者意識に陥って、被害者になるような出来事が

連鎖していくのかもしれませんね。

 

この気づきについては

また改めて深く追及して書いていきたいと思います。

 

ちなみに

エミレーツ側がなんにも対応してくれなかったということで

泣き寝入りするNプロデューサーではありません。

実は今、いろいろと動いており

必ず、リベンジするといっています。

 

Nプロデューサーのこれは

どうみても被害者意識ではなく

「チャレンジ」です。

いったん、火が付くとなかなか

あきらめないのがNプロデューサーの素晴らしいところです。

 

ということでもしかすると

番外編を書くかもしれません。

 

そのときはまたお付き合いくださいね。

 

長い長いリポートにお付き合いくださいました

 

すべての皆様に感謝いたしますラブ