いつも素敵なディアナさんのブログ💛
ディアナさんは身のこなしやお話の仕方

 

とっても優雅で素敵な女性です。

 

ディアナさんとお話していると

 

こちらも背筋をピンと伸ばしておかないと。

 

といった良い意味での緊張感を感じることがありますが

 

(もちろんディアナさんはそれを強要するようなことは

 

一切おっしゃらないのですが)

 

それはディアナさんが小さい頃から

 

自分の好きなことを極めてきて、ある種のストイックさを

 

常に持っていらっしゃるからだとおもいます。

 

ディアナさんの凛としてるところももちろん

 

わたしが憧れる所以ですが

 

時々、フェイスブックであげてらっしゃいますが

 

可愛らしい天然なミスもされるみたいで

 

なんというか、とってもバランスがいい人なので

 

そこもとっても魅力的。わたしが尊敬している女性の一人です。

 

ディアナさんのブログを読んでいて

 

ある記憶がよみがえりました。

 

あれは幼稚園のとき。

 

わたしは早生まれで

 

入園したので、当時、まだ3歳でした。

 

幼稚園で人生初のお遊戯会がありまして

 

そこで、バレーリーナーの衣装を着ることに

 

なったのです。

 

その衣装を先生に見せられた時

 

もう、うれしくてうれしくて

 

やたらとテンションが上がったことを覚えています。

 

なのでお遊戯会の日を毎日

 

指折り数えて楽しみにしておりました。

 

 

そして迎えたお遊戯当日。

 

あろうことか、わたしは熱を出してしまったのです。

 

当時から体が弱く、寝込むことが多かったので

 

当然、親は園を休ませようとしました。

 

が、わたしは泣いて「絶対お遊戯会いく!バレリーナの服着る!」

 

と駄々をこね、無事、バレリーナーの衣装を着ることが

 

できたのです。

 

普段は幼稚園大嫌いで

 

幼いながらに熱が出ると「ラッキー💛」

 

とばかりにはしゃいでたわたしですのに

 

「何があっても死んでも幼稚園に行く!」

 

と思ったのは、あとにも先にも

 

これが最初で最後の体験でした。

 

で、この話には後日談がありまして

 

その日を境に

 

「バレリーナになりたい!」

 

「バレリーナの学校行かせて」

 

と親に駄々をこねる日々が続いておりました。

 

理由は

 

あのひらひらの素敵なバレリーナの衣装を

 

もう一度着たかったから。

 

あの可愛い衣装をもういっかい

 

なんとしてでも着たかったのです。

 

一度言い出したらいうこと聞かないわたしは

 

いつものわがままが始まったとばかりに

 

受け流す親に

 

泣きながら

 

「バレリーナやる!!!」と駄々をこね続けました。

 

その様子をみていた

 

母の姉である伯母が

 

「いっこちゃん、バレリーナはね、足のお爪がぐちゃぐちゃになって

 

血がどばどば出ても、足の指の骨がぐちゃぐちゃに折れても

 

それでも立ってないとだめなんよ。それでもやりたいん?」

 

と衝撃の事実を突きつけてきました。

 

3歳の足りない頭ですら

 

「足の爪ぐちゃぐちゃ」「血がどばどば」

 

がどんなに悲惨な状態か容易に想像できました。

 

伯母の衝撃の一言で、

 

ほんとうにたったの一瞬で

 

わたしのバレリーナ熱は消え去ってしまったのでした。

 

 

つまり、ディアナさんみたいな根性はわたしには

 

なかったのですが

 

母も伯母もとっくにわたしが

 

運動嫌いで運動オンチで

 

あることを見抜いていたので

 

どうせやらせてもやめてしまうと

 

わかっていたのでしょうね。

 

ちなみに、この伯母はピアノの先生でして

 

「いっこちゃんはピアノのおもちゃ好きやし

 

音楽が向いてると思うんよ」

 

といって、自らピアノやエレクトーンを

 

教えてくれて、これがやってみると

 

本当に楽しかったのです。伯母が結婚して

 

遠くの県に引っ越したのをきっかけに

 

エレクトーンを弾くこともなくなりましたが

 

一時期思い出して、大人になってから

 

ピアノ教室に通ったこともあるぐらい

 

わたしには向いていたお習いごとでしたが

 

続けるには至らず、あろうことか

 

「かったるい」とさえ思うようになってしまい

 

ピアノを弾くことも好きではなくなりました。

 

わたしが唯一、飽きもせず続けていたことは

 

本を読むこと。日記をつけること。

 

創作作文を書くこと。

 

これだけは母から

 

目が悪くなるからやめなさい。

 

変なことばっかり書いてないで勉強しなさい!

 

と怒られても怒られてもやり続けたことでした。

 

 

本当にやりたいことって

 

たぶん、誰が何と言おうと

 

勝手に自然にやれちゃうことなんですね。

 

お陰様で本を書く夢もかないましたが

 

今日のブログの本題はここから。

 

 

多くの人は、好きなことがみつからない。

 

と悩んでますが

 

「憧れ続ける」「ギャラリーでいる」

 

ってのも立派な好きなことだと

 

わたしは思うのです。

 

たとえば、わたしはバレリーナになることは

 

そうそうにあきらめましたが

 

バレーを鑑賞するのは好きです。

 

ピアノの演奏もかったるくてやめちゃいましたが

 

ピアノの演奏を聴くのは今でも大好き。

 

ディアナさんのようにお料理が上手な人に

 

なりたくて一時期、料理も勉強したりもしましたし

 

テーブルセッティングなんかも習ったりもしましたが

 

家事全般、すべてプレイヤーは向いてないと確信しましたが

 

お料理上手な人のブログは読者登録して

 

楽しく読ませてもらっています。

 

料理に関しては

 

お料理上手な人が

 

手際よく、おいしそうなものを作っていく過程をみるのが

 

好きですし

 

出来上がったお料理をいただくのももちろん大好き。

 

 

スポーツもルールはわからないのですが

 

観るのは好きです。

 

わたしの友人で

 

自宅のお庭で

 

可憐な薔薇を何種類も育てていて

 

この人もまた、お料理が上手で、素敵なマダムなのですが

 

わたしは薔薇も好きだけど

 

育てるのは嫌いなので

 

彼女のお庭の薔薇の写真で癒されてます。

 

 

わたしは自分にはできないことがやれちゃう

 

ディアナさんや、わたしの友人のような人と

 

お話することが大好きです。

 

自分はそのことができなくても、

 

憧れてるだけでも

 

それは立派な「好きなこと」です。

 

占いが好きでも、占い師になる必要はないし

 

絵が好きだけど画家になる必要もない。

 

小説が好きでも

 

別に小説家にならなくていいんですよ。

 

これ、たぶん、ひと昔前の女性雑誌の影響だと思うんですけど

 

趣味は実績やお金に変えなきゃ。

 

みたいな風潮があったじゃないですか。

 

それも一理あるのかもしれませんが

 

一言で趣味といっても

 

プレイヤーにならない趣味があってもいいとおもうんです。

 

中途半端にプレイヤーになろうとするから

 

挫折するし、やり続けることができないんじゃないかな

 

っておもいますし、「わたしは何も才能がない」って

 

おちこむんじゃないでしょうか。

 

 

 

才能ってプレイヤーになることだけではないですからね。

 

 

 

どうしても自分の好きなことをお金や仕事にしたいなら

 

ギャラリーに徹してその道の評論家になればいいけど

 

それだって「仕事」になると純粋に楽しめない部分も

 

当然出てきますから

 

純粋に楽しく思えるものを大切にすることのほうが

 

わたしは重要なような気がします。

 

 

 

あと、プレイヤーじゃないとダメだ!!!

 

って落ち込む風潮って

 

男性性過多な時代の名残でもあります。

 

 

楽しむだけでいい。受け取るだけでいい。

 

ただみてるだけでもいい。

 

ただ楽しければそれでいい。

 

何かを無理に与えようとしなくてもいい。

 

 

 

もうちょっと体と心が緩むような価値観に

 

自分で自分を洗脳していくと

 

もっと豊かな人生が待ってるとおもいます。

 

 

実際、ディアナさんも踊ること、バレーのために努力することが

 

楽しくて仕方なかったのだと思うんです。

 

わたしもそうです。

 

くだらない文章を書くのが

 

ただ好きなだけなんです。

 

それがギャラリーでもいいんですよ。

 

ただ好きなことをやってれば

 

人生って本当に捨てたもんじゃないし

 

豊かだなぁ。楽しいなぁ。幸せだなぁって

 

勝手に思えるようになるんです。

 

何者にもなれない自分を責めるのは

 

やめてウォッチしたくなるものを

 

たくさんウォッチして楽しんでるだけで

 

十分豊かで満ち足りた気持ちになれます。

 

 

 

さて、わたしは今日も空ウォッチ

 

海ウォッチしながら

 

しばし、まったり過ごすとします。

 

 

 

空が好きだからパイロットになるとかCAになるとか

 

海が好きだからダイバーになるとかしなくていいってことは

 

もうおわかりですね?

 

あと、せめて何か一つでも、プレイヤーでいたいとか

 

おもわなくてもいいし、おもってもいいけど

 

プレイヤーになる人は好きでそうしてるだけ。

 

好きとかまったく意識せずに勝手に続けてることが

 

一番自分らしく動けることなのです。

 

楽しませてもらう側に徹してもいいんです。

 

むしろ楽しませてもらう側の人がいないと

 

与える側はつまらない。

 

受けとるだけの自分にも

 

OKだすことができるようになればいいですねドキドキ

 

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残りの休日、どうぞ皆さま素敵な時間をおすごしくださいね。