わたしはバス・電車(酔う)
地下鉄(耳鳴りがひどくなる)

などの理由で公共機関での
移動が苦手です。

お勤めしてたとき

一番苦しかったのが
通勤でした。

田舎に嫁いでたときは自分で

運転して職場まで行ってましたが

車線変更が出来ないので

また別のストレスでした。


お陰さまで

今は通勤しなくて済むし

移動を余儀なくされるときは

だいたいタクシーを利用します。

(運転免許証は身分証明書として

キープしてますが)

で、タクシーは確かに便利ですが

運転士さんによっては

かなりストレスたまる移動になるのは

否めません。

で、昨日は

そのストレスたまるパターンでした。

わたしはそもそも

おしゃべりな運転士さんは苦手です。

今自宅に呼んでいるタクシー会社さんは

意外とサービスが行き届いていて

うるさいおしゃべりな運転士も

ほとんどいないのですが

出先から自宅に戻る際は、

よそのタクシーを利用することが

多いので、毎回、博打ですガーン

今日は

ホテルオークラからタクシーに

乗ったのですが



行き先を告げたあと

見たところ60過ぎの

お爺さん運転士が

しゃべるしゃべる…ショボーン



ていうのが、うちのマンション

プロ野球選手の方が

何人か住んでるらしく

うちのマンション名、聞いた瞬間から

その選手の話、そして、

自分も草野球をしていた話、

自分の息子も孫も

野球をしているという話で

わたしも適当に相槌をうちながら

…早く家に着かないかな~と

しょぼんとしておりましたショボーンショボーンショボーン

ところが、昨日の福岡は

あいにくの雨模様。

日曜日ということもあり

わたしの家までのルートは激混み。

もはや最悪なパターン確定ですガーン


案の定、

運転士が

「奥さんとこは何年生ね?」

って聞いてきました。


とっさには何の話か理解できず

返答に困ってたら

「子供さんは男?女?」
「日曜日に子供さんは塾?」

わたしの返事も聞かずに

矢継ぎ早に質問責め…ガーン

なのでわたし

「子供も旦那もいませんよ」

と、これ以上しゃべるなの意味を

込めて、出来る限りの無愛想で

答えたのに

この運転士

「へぇ、よかね~。旦那が子供の面倒見てくれて、奥さまはオークラでお茶して。」

って、なんか、もう

完全にわたしのことを

「子供おいて遊びほうけてる主婦」

って決めつけてます。


ならばということで

わたしも作戦変更。

「そうなんですよ。うちの旦那さん

めっちゃ優しいので娘もパパっ子で」

とめっちゃ愛想よくお返事。

すると、

「男親は男の子がいいはずよ。男の子は

おらんと?」

「わたし、二人目不妊で

なかなか二人目が授からなくて

いまだ一人娘なんですよ⬅やけくそ」

「そりゃいかんね。跡継ぎは

なんとしてでもがんばって作らんと。」

「でも、もう、年ですから」

「あぁ、高齢出産は難しいやろね、

おじいちゃん、おばあちゃん

かわいそうやね」

「はい。本当に家族に迷惑かけて

申し訳なくおもってます。こんな

嫁、世が世なら離縁ですよね。本当に

家族に申し訳ないです。

もう死んでお詫びしようかと思います」



このうるさい運転士、ようやく

気まずく感じたのか

わたしの頭がイカれてるとでも

思ったのか

そこからは一切しゃべらず、

結果、うちに着くまで

無言でした真顔

勝ったおねがいおねがいおねがい

…地味な戦いでしたが

わたしの勝ちには違いありません。

なにしろ、うるさいお節介じじぃの口を

ぐうの音も出ないほどに

封じてやったのですからニヤリ

⬅おおげさすぎ


田舎に嫁いでたときに

この手の年輩が

うじゃうじゃいました。

この手の人たちに

本当のことを話しても

筋違いで、とんちんかんで

気分悪くなる説教をされるのは

必須なのです。

かといって

「ごもっともです」
「参考にします」

などと同意したが最後、

さらにとんちんかんな

アドバイスをされますし


「ごめんなさい」
「わたしが悪うございました」

など生半可な謝罪をしたらしたで

こういう輩は

ますます増長しますので


「人間失格ないきおいで
猛反省したてい」

でいればそれ以上の質問責め、

古い価値観押し付け攻撃は

かわせます。


田舎で身につけた護身術?が

まさかこんなとこで役に立つとは。

本当に人生に無駄な経験など

無いですね真顔



無事に家にたどりつき

可愛いお花を愛でて

やっとリセットラブラブ

だいたい、わたしに子供いたら

自分の面倒みるのもやっとこさなのに

おおげさでなく

本当に鬱とか育児ノイローゼに

なってたと思います。

子供いなくても

旦那いなくても

パートナーがいて

わたしと一緒に仕事したいと

言ってくれる人たちがいて

わたしの話が聞きたいとおっしゃって

くださる皆さまがいて

この上なく幸せ感じてます。

こんな形の人生もあるのだ

ということを想像すら出来ない人も

やっぱり世の中には

いるのですよね。

この情報化社会に

信じられませんが

残念なことです。


ちなみに

わたしはめんどくさいときほど

平気でお芝居できます。

本当の気持ちをぶつけ合うのは

大切な人たちとの間だけで充分です。



まぁ、たまに、

知らない人とも本気でケンカする

こともありますが

エネルギー無駄にしたくないとき

どうでもいい人たちに対しては

あり得ないぐらいテキトーに

ふるまいます。

そんな自分が前は嫌いでしたが

今は必要に応じて使い分けて

楽しんでるとこもあります。

人には様々な形の幸せがあることすら

知らない人たちとは

こうして、時々、テキトーに

絡むだけでじゅうぶん。


今週も皆さまにとって


幸せいっぱいの

1週間となりますようにラブ