脂肪酸はカルニチンによってミトコンドリアに輸送され、β酸化よって得られたアセチルCoAからケトン体のアセトアセテート(AcAc)、β-ヒドロキシブチレート(bOHB)、アセトンが合成される。
AcAcとbOHBは、モノカルボン酸トランスポーター(MCT)によって血中に放出される。
肝外組織に取り込まれたAcAcとbOHBは、再びアセチル-CoAに変換され、その後TCAサイクルで代謝されてATPを生成します。
アセトンは代謝されず、尿中に排泄されるか呼気中に排出される。
心臓のほか、ケトン体には多面的な臓器保護効果があるとしている。
ケトン体は、心臓のエネルギー源↑
内皮機能↑
酸化ストレス↓
ヒストン脱アセチル酵素↓
ミトコンドリア機能↑
炎症↓
心臓リモデリング↓
血圧↓
体重↓
血糖血症、脂質プロファイル↑
に発揮する可能性がある。
Therapeutic Potential of Ketone Bodies for Patients With Cardiovascular Disease (jacc.org)
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管理栄養士 麻生れいみ 2020年出版本