専門家たちがダイエットにいいと挙げたのが「ココナッツオイル」。数年前にセレブが愛用していることでブームになったのを覚えている人も多いだろう。管理栄養士の麻生れいみさんが太鼓判を押す。「ココナッツオイルは、半分以上が『中鎖脂肪酸』でできています。これは腸で吸収されると速やかにエネルギーに変わって、その一部が肝臓で『ケトン体』に変換される。ケトン体には体内の抗酸化力を増やしながら脂肪燃焼を促進する働きがあるので、ダイエットの強い味方です」

さらに、インド生まれの「ギー」という油もダイエット効果が期待できる。ギーとは、発酵バターを加熱、ろ過したもの。不要な水分や糖分、たんぱく質などが取り除かれているため、ビタミンAやEなど、体に必要な成分を吸収しやすい。そのギーにココナッツオイルをブレンドした「ココナッツ・ギー」は、世界で注目されているスーパーフードだ。「ココナッツオイルの効果に加え、ギーの『共役リノール酸』という成分が注目されています。草に含まれるリノール酸が、それを食べた牛の胃の中で変化した物質で、これを人間が摂ると体脂肪だけを減少させるという研究結果が出ています。米TIME誌の『世界の最も健康的な食べ物50』でも6位にランクインしています」(麻生さん) 牧草で育った牛のミルクだけで作った「グラスフェッド・ギー」を溶かしたコーヒーは“防弾コーヒー”“完全無欠のコーヒー”と呼ばれ、欧米で大流行している。世界的モデルのミランダカーも、いまはココナッツオイルに代わってギーを愛用しているという。

詳しくは
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cdcdee53a0fbaac5f29cd645ac9bb654205e83c

https://www.news-postseven.com/archives/20210306_1640259.html?DETAIL