糖尿病における、シメジ?
エノキ?

 

■「シ・メ・ジ」「エ・ノ・キ」とは?

糖尿病で怖いのは、何よりもそれに伴って生じる合併症。大きく3つあり、3大合併症と呼ばれています。3大合併症は、その頭文字から「シ・メ・ジ」と称されます。


 「シ」=神経障害(糖尿病神経障害)。発症してから5年後以降に出てきます。神経障害は、神経と、神経につながる細い血管がダメージを受けて起こります。細い手足などの末梢で始まり、手よりも足から起こりやすいという特徴があります。


 「メ」=目の網膜症(糖尿病網膜症)。発症してから数年から10年後以降に出てきます。網膜症では、目のフィルムにあたる網膜がダメージを受けます。最終的に網膜が剥離すると視力を失い、失明に至るケースもあります。日本では網膜症によって毎年3000人以上が失明しており、日本人の失明原因の3位になっています(1位は緑内障、2位は網膜色素変性症です)。



 「ジ」=腎症(糖尿病腎症)。発症してから5年後以降に出てきます。腎症では、腎臓で血液をろ過している糸球体という毛細血管の固まりが、糖尿病でダメージを受けて生じます。進行すると、糸球体のろ過機能が失われてしまい、人工透析療法が必要になります。腎症で毎年新たに1万6000人以上が人工透析を開始しています。3大合併症はいずれも毛細血管などの細い血管がダメージを受けて生じます。それに対して動脈などの太い血管がダメージを受けて生じる合併症もあります。



それは頭文字から「エ・ノ・キ」と呼ばれています。 


 「エ」=足の壊疽(えそ)。背景にあるのは、前述の神経障害。神経に障害があると、足の小さな傷や細菌の感染に気づくのが遅れます。糖尿病だと免疫力も落ちて、傷や細菌感染がひどくなりやすく、壊疽が起こって足を切断せざるを得ないこともあります。年間3000人以上が、糖尿病の悪化で足の切断を余儀なくされているそうです。


 「ノ」=脳梗塞などの脳卒中。糖尿病だと動脈硬化が進みやすく、脳の動脈が詰まると脳卒中を起こします。糖尿病患者が脳梗塞を起こすリスクはそうでない人の2~4倍です。


 「キ」=狭心症や心筋梗塞などの心臓病。こちらも動脈硬化の進行で起こりやすく、糖尿病患者が心筋梗塞を起こすリスクはそうでない人の3倍以上とされます。

 

詳しくは↓


https://news.yahoo.co.jp/articles/fe689d8d0126a7065a434002c3600aa516885daf&page=2


 

 

 
 
 
 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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