一般的な食事療法では禁止されることが多いアルコール飲料。しかし、糖質制限ではお酒も楽しむことができると言います。栄養学の観点から、糖質オフ時のお酒のOK/NGを徹底解説。おうちでも活用できる低糖質居酒屋メニューもご紹介します。

本稿は、麻生れいみ『長生き食事術 人生100年時代の「新・栄養学」入門』(光文社新書)の一部を再編集したものです。

◆お酒との上手な付き合い方

お酒が飲める糖質オフ生活 家飲み・居酒屋活用術

お酒(アルコール飲料)も、糖質制限では適度に楽しめます。

通常の食事療法では我慢を強いられることが多いお酒(アルコール飲料)も、糖質制限では適度に楽しめます。私のような管理栄養士の立場からいうと、お酒はカロリーばかりで栄養に乏しい「エンプティカロリー」。


しかし「カラダの栄養」にはならなくても、日常の小さなストレスを解消して「心の栄養」になってくれます。食事と一緒に適量を楽しむのは構いません。  



アルコールは肝臓で解毒されるために血糖値を上げる作用がありません。その間、肝臓で血糖を作る糖新生を邪魔するため、逆に血糖値が下がることもあります。飲んだ後に〆のラーメンが欲しくなるのは、飲酒で血糖値が下がっているからです。

◆NGのお酒/OKなお酒

お酒が飲める糖質オフ生活 家飲み・居酒屋活用術

※節度ある適切な飲酒の目安 純アルコール1日20g以内

お酒には、糖質オフ的にNGなものとOKなものがあります。NGなのは、ビール、日本酒などの醸造酒。アルコール以外にも糖質を多く含んでいます。 


たとえば、ビール中ジョッキには糖質15 g以上、日本酒1合には糖質7g程度が入っています。醸造酒の例外はワイン。赤ワインならグラス1杯で糖質2gほどですから、1~2杯なら大丈夫です。糖質制限の広がりとともに、糖質ゼロのビール系飲料や日本酒が登場しています。これらは糖質制限中でも飲めます。



糖質制限的にOKなのは、焼酎、ウイスキー、ジン、ウオツカといった蒸留酒。基本的に糖質は含まれていません。ただし、蒸留酒を糖質が多い果汁やトニックウオーターで割るのはルール違反です。たとえば、ウォッカのノンシュガーのソーダ割りなら糖質はほぼゼロですが、オレンジジュースで割ったスクリュードライバーというカクテルにするとグラス1杯(200ml)で20 g近い糖質を含んでいます。焼酎なら水割りや緑茶割り、ウイスキーならノンシュガーのソーダで割ったハイボールで。ジンやウオツカもソーダ割りオンリーにしましょう。



蒸留酒はそのまま飲めば糖質ゼロですが、アルコール度数が高く内臓への負担が多いので、チエィサーの水と交互に飲むようにしてください。糖質を含まないお酒でもやはり適量は守るべき。1日当たり純アルコール20 g程度が目安です。具合的には下図の通りです。適量を守ったとしても、毎日のように飲み続けるのは御法度。週3日以上はお酒を口にしない休肝日を設けるようにしましょう。


続きは↓

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c05bd74c590ac9dd0492374b53b14f732a62a03

 

 

 

 

 

 
 
 
 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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