ビタミンDが果たす重要な役割
ビタミンDは骨の健康に重要な役割を果たし、骨粗しょう症の治療にも使われている……ということは、皆さんご存じですね。ビタミンDは、サケ、マグロ、サンマといった魚から摂取することもできますが、日光を浴び、体内のコレステロールが変化することによっても生成されます。
屋内で窓越しに日光に当たっても、ビタミンDはできません。曇りの日や日陰にいる時も同じです。皮膚の色がもともと黒い人は、生成量は低い傾向にあります。肥満の人は、体脂肪がビタミンDに結合し、ビタミンDが血中に入るのが阻害されます。
ビタミンDの不足は、骨の健康に悪いだけでなく、高血圧や、花粉症などのアレルギー、結核、歯周病、多発性硬化症、冬季うつ病、末梢動脈疾患、1型糖尿病を含む自己免疫疾患、パーキンソン病などの疾病のリスクを高めることが知られています。男性では、勃起不全との関連性が指摘されていますので、日光をしっかり浴びた「日焼け」が男らしさのシンボルと言われるのには一理あります。
また、ビタミンDは、結腸直腸がん、前立腺がん、乳がん、腎臓がんを予防する可能性があることが示唆されています。
この一方で、日焼けは皮膚の加齢を促進します。太陽がまぶしい季節に屋外に出る時には、紫外線から皮膚を守るサンスクリーン剤(日焼け止め)を使うことが、特に女性においては、当たり前になっています。しかし、ビタミンDは一日1000IU(国際単位)程度の摂取が必要と言われ、世界的にみても、「不足しがち」な栄養素です。
さて、今回の学会では、東京慈恵医科大学の浦島充佳教授が、ビタミンDサプリメントとプラセボ(偽薬)を用いた比較試験を行い、結果が報告されました。肺がんや消化器のがんにかかった患者で、血中のビタミンDの濃度が低い場合、ビタミンDサプリメントの摂取によって生存期間が延びることがわかりました。肺がんや、胃がん、大腸がんの治療を受けている方は、ビタミンDの血中濃度を測定してもらうとよいでしょう。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/men/20190802-OYT8T50024/
□ハズキルーペいらず、大きく見やすい簡単に理解!
□外出先でもチエックができるミニミニサイズ
□「糖質」減らしの「食べグセ」ガイド
ごはんは、最後に食べなさい
□今日の食事が、明日の脳を作る!!
食生活に気を付ければ、認知症は遠ざけられる!
古川健司医師監修による、がんの食事療法。
中国語翻訳版http://www.sanmin.com.tw/Product/index/006940313
□斎藤糧三先生監修
イラスト図解一番わかりやすい糖質と血糖値の教科書
□生協さん、紀伊国屋書店のみ発売!
更年期世代のレア糖質オフ攻略レシピ本
□お父さんのための糖質オフ本
中国語翻訳版
http://www.sanmin.com.tw/Product/index/006928295
□ズボラダイエッター必読、オールレンチン
外食糖質量ハンドブックつき
□糖質オフ生活に基本と多様性、糖質量ハンドブックつき
□ダイエット指南書はこちら、1週間の完コピレシピつき
□糖質オフレシピのバイブル本
中国語翻訳版 http://www.books.com.tw/products/0010732959
監修本
「レシピブログ 大人気の糖質オフレシピBEST100」
こちらも、よろしかったらぜひ