オートファジー
この件でたくさんタンパク質の解説がでていてご満悦
さて一般的にがん細胞においては、
オートファジーを活性化
自らの細胞内のタンパク質を分解
増殖に必要な栄養素をえるとされている。
しかし、その働きが過剰となると、
がん細胞が細胞内のタンパク質を分解しつくし死ぬ。
オートファジーを過剰に働かせることでの
治療薬の開発中(東京医科歯科大学 清水重臣教授)
一方、肝臓がんでは
オートファジーが働かないと
がん細胞の増殖を促すたんぱく質が増えやすくなる。
正常な細胞では、P62(肝臓がん細胞を蓄積)
はオートファジーによって分解。
オートファジーの働きを抑えP62を増やし、
増殖しょうとする肝臓がん細胞。
オートファジーの機能を高め
P62の分解を促す物質研究もすすむ。
(脂肪肝:大阪大 吉森保教授
肝臓がん:新潟大 小松雅明教授)
ところで
このオートファジーの機能は
測定が難しい
よってオートファジーの調節を直接狙った新薬は
開発されていないのが現状
興味深い記事を
「納豆に含まれる
細胞分裂や増殖に欠かせない成分で、
炎症を防ぎ細胞の老化抑制に役立つとされるポリアミン。
アミノ酸から体内でも作られる物質で、いくつか種類があるが、
中でも注目度が高いのがスペルミンとスペルミジンという
2種類のポリアミン。
2004年に発表された東京都健康安全研究センターによる研究では、
赤ワインで0.16、
白味噌で14.4、
濃い口しょうゆで12.1なのに対し、
丸大豆使用の納豆で平均56.1、
ひきわり納豆では75.2(単位はμg/g)と、
納豆で飛び抜けた量のスペルミジンが検出されている。
なお、発酵食品以外にシイタケなどのキノコ類などにも多いようだ。
実際に、米国立老化研究所(NIA)は、
現時点でアンチエイジングに寄与するエビデンスがある
7つの方法の一つとして、オートファジーを促すスペルミジン摂取を挙げている」。
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO07972010U6A001C1000000?channel=DF140920160919