管理栄養士の麻生れいみさんは、さらに、
夏の食生活が夏太りを引き起こしていると指摘しています。
夏太りした日下部さんは、週6日食べていたこともあるそうですが…。
管理栄養士 麻生れいみさん
「そばやそうめんなど、糖質が多いものになってしまう。
のどごしがいいので、よくかまない。
よくかまないと満腹中枢が働かないので、食べ過ぎてしまう傾向もあるのでは。」
「(スポーツドリンク)500ミリリットルで、糖質が約20~30グラム入っています。
スティックシュガーで約10本分、角砂糖だと8個分。
やはり量は考えなければいけないと思います。」
食欲の秋を前に “夏太り”お気軽解消法
大切なのは朝食に食物繊維、つまり野菜をとること。
これが血糖値の上昇を抑え、肥満を防ぎます。
冷蔵庫に余っている野菜と市販の野菜ジュースを利用すれば、
食物繊維たっぷりのスープが簡単に作れます。
「糖質が低い野菜ジュース」を使えば、より血糖値の上昇を抑えることができます。
電子レンジで3分間温め、塩こしょうを加えれば…。
夏太り解消、お手軽ミネストローネができ上がりました。
ほかにも、ふだんのサラダに、ツナや大豆、納豆とめかぶを乗せれば、食物繊維に加えて、たんぱく質など、ほかの栄養素も手軽にとることができます。
管理栄養士 麻生れいみさん
「食欲の秋、年末に向けての飲み会、どうしても太っていってしまう。
朝に野菜を食べる『朝ベジ』というのは、夏太りに有効なんです。」
赤松
「こうした食物繊維の朝食をとると、朝食だけではなく、
昼食の糖質の吸収もゆるやかにするということが、
最近の研究でわかっているんですね。」
和久田
「朝食ってこんなに大切なんですね。
なんとか飽きないように工夫して、毎日、食物繊維をとりたいですよね。」
赤松
「肥満は生活習慣病のリスクも高めますから、涼しくなりますし、
適度な運動も心がけたいですね。」
阿部
「夏太りに心当たりのある方は、今から食欲の秋に備えておきたいですね。」
メカニズム解説も 詳しくは
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2016/09/0908.html