皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
元NHKのアナウンサーで、現在千葉県で神社の宮司をお務めになられている宮田 修さんが書かれた「ごちそうさま」と感謝の心(生命尊重ニュースより)を読んで、ジンと心に響きましたので、ご紹介させていただきます。
昔のことわざに「嘘も方便」があります。
相手のことを考えると、すべてをそのまま包み隠さずに言うことが必ず良いとは限らないという意味だと、私はそう解釈しています。
嘘をついたり、誤魔化すことが良いわけではありませんが、自分だけの都合ではなく、相手や周りの幸せを願ってそう表現したほうが良いこともあるのではないかと、私も思うことがあって宮田さんの文章を共感しながら読ませていただきました。
「ごちそうさま」と感謝の心
子供の頃、母親にこんな質問をしたことがある。食事に豚肉料理が出たときだ。
私は、「生きている豚を殺して食べるなんてよくない。豚がかわいそうだ」と口を尖らせながら言ったのだ。
その時の母親の答えは、今でも思い出すと思わず笑みがこぼれてしまうのだが、「心配ないよ。豚は人間に食べられるのがうれしくて生まれてくるのだよ」であった。
その時は、母親がそう言うのだからそうなのだろうと特に反論はしなかったが、考えてみればとんでもない答えである。豚はそんなことを喜びに生まれてくるはずがない。彼らも我々と同じように
〝生″を全うしたいのだ。当時の母親の心の中を懸命に探ってみると、当然彼女は、人間は生き物の命をいただいて生きなくてはいけないのだから、感謝しながら豚肉を食べなさいと言いたかったのであろう。それが当然である。しかしそう言わなかった。厳しい言い方をすれば〝嘘″を言った。詭弁を弄したのである。なぜそんなことをしたのであろうか。後年その謎が氷解した。
子供の私に感謝の心を持ちなさいと諭したとしても、その時の私は理解できなかったであろう。
それを母親は分かっていたのだ。そこで豚は人間に食べることを肯定してくれたのだ。そうしなければ私が豚を口にしなくなってしまう。それでは栄養を摂取できないと考えたのだろう。それでも
母親は、食事の後は「ごちそうさま」と私に必ず言わせた。意味が分からなくても、形を整えることは忘れなかったのだ。
家庭や学校で日常的に〝感謝の心″を教えるのは大切な事である。
しかし私たちは、あまりにもストレートに教えすぎてはいないだろうか。自分の子育てを振り返ってもそう感じることがある。
子供はその発達段階によって理解できること出来ないことがあるように思う。もちろん私は専門家ではないので科学的ではないのだが、私の母親の子供に対する接し方には〝知恵″を感じるのだ。すべてを合理的に客観的に考え、それに基づいて私たちは問題を解決しようとしすぎているのではないだろうか。
私は、神職になって、人は皆幸せにならなければいけないと強く思うようになった。皆に祝福されて生まれ、元気に毎日を過ごし、できれば老衰で一生を終えたいものだと願うようになった。その為ならば、ほんの少しの〝嘘″や〝詭弁″があっても良いのではないかと思うのだが、いかがでしょうか。
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