皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は暦の上で『小寒』と言われるだけあって、雨の寒い一日になりました。
小さい寒さと書くように、寒さが厳しくなり始める時期という意味がありますが、お正月三が日が夏のように暑かったので、急に冷えると体に応えますね。
小寒の日を以て寒の入りとされ、小寒から節分の前日までを寒の内(かんのうち)と言い、一年で最も寒い時期としています。
明日、1月7日と言えば、お正月の三が日も過ぎ、御馳走を食べて疲れた胃腸を労わる七草粥を食べる七草の節句ですね。
七草粥は、凍りついた大地から芽吹く若芽を食べることで、その年一年の無病息災を願う日本の伝統行事です。
寒さが厳しくなるこの時期に七草粥を食べることで、冬に負けない英気を養っていたのかも知れませんね。
【今は七草セットがありますので、本当にありがたいことです。】
1.セリ(芹)
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水田や湿地に多く生えていて、香りの良い植物です。
秋田では『きりたんぽ鍋』に入れたりします。
効能/健胃・食用増進・解熱・利尿・去痰など
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2.ナズナ
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別名「三味線草」
効能/止血・消炎・鎮痛・利尿・解熱・下痢止めなど
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3.ゴギョウ(御形)
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別名「母子草」
効能/せき止め・去痰・扁桃腺炎・利尿など
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4.ハコベラ
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別名「はこべ」
効能/利尿・乳汁分泌促進・歯痛・消炎など
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5.ホトケノザ
(仏の座)
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キク科の「コオニタビラコ」
効能/健胃・食欲増進・歯痛など
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6.スズナ
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現在の蕪(かぶ)を指します。
効能/消化促進・解毒・せき止め・そばかすなど
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7.スズシロ
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現在の大根を指します。
効能/消化促進・せき止め・去痰・利尿など
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★七草粥の作り方
【七草粥は、1月7日の朝に食べます。】
七草粥は、せり、なずな(ぺんぺん草)、ごきょう(ははこ草)、はこぺら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)の新芽を細かく刻み、おかゆに混ぜ合わせます。食欲のない時でも美味しく食べられるように、味つけはサッパリとした塩味に調整します。また、カツオだしや中華スープやコンソメなどと合わせて作る方も増えてきています。 |
≪簡単レシピ≫ |
(1) |
よく洗ったお米を30分ほど水につけます。 |
(2) |
通常使用する3倍くらいの水に塩を少々振ります。 |
(3) |
初めは中火で、沸騰したら火を弱めてから40~50分くらい炊きあげます。 |
(4) |
お粥はかき混ぜると粘りが出て、焦げ易くなるので途中でかき混ぜないように。 |
(5) |
七草は、さっと茹でて水を絞り細かく刻んでおきましょう。 |
(6) |
お粥が炊きあがったら、火を止める直前に刻んでおいた七草を「サッ」と入れて5分間蒸らします。 |
(7) |
出来上がったら、塩で味を調えて出来あがりです。
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これからますます寒さが厳しくなり、インフルエンザ等が流行する時期になります。
どうぞお体に気を付けてお過ごしくださいね。
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