皆さん こんばんは! 子宝相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・麗明堂薬剤師、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 金丸です。
今朝は、いきなり4月に書いた3日分のブログ内容が消えてしまって、皆さんを驚かせてしまい、申し訳ありませんでした。先月9日に続いて2回目だったので、私もかなりへこみましたが、県外に出張中だったのでどうしようもなく、夕方にお店に戻ってみると・・・
昔からの言い伝えに、『捨てる神もあれば、拾う神も居る』 と言うのもありますが、まさに拾う神がいらっしゃいました。4月1日分だけは、イチゴ狩りにご参加された皆さんの写真があったので、気になっていたのですが、その記事だけが残っていて復元することが出来ました。本当にご心配をおかけしました。ありがとうございます。
残念ながら、4月2日と3日の『よしこちゃんの話①と②』は復元できませんでしたが、当日にご覧いただいた『幻のブログ』の続きは、また出来るだけ同じ内容を書かせていただきますので、少々お時間を下さいませ。
さて、今日は午前中に阿蘇の大野勝彦美術館に行ってきました。
【大野勝彦美術館の玄関前で】
【美術館玄関前から見渡す阿蘇外輪山の雄大な景色が見渡せて、その景色に感動しました】
皆さんは、大野勝彦さんをご存知でしょうか?
それでは、私の方で大野さんについてお話させていただきます。
大野さんは昭和19年熊本県菊陽町生まれの69歳。
45歳までは農家を営み、よその2~3倍も働くそのずば抜けた体力から
“鉄人28号”とも呼ばれ、数ある町や農業団体の役職をもつ正に熊本の
スーパーマンだったのですが、
平成元年7月22日…農作業を終え、トラクターの整備をしていて芯棒の上のゴミを取ろうとした瞬間に悲劇が訪れました。
何と大野さんの右手が巻き込まれてしまい、それをかばおうとした左手までが機械に引き込まれてしまったのです。
グイグイと両手が機械に入って死の恐怖が襲う中で
瞬時に3人の子供の顔が浮かんできて、
「俺はまだ死なれん!」と残っていた渾身の力を込めて
両手を引きちぎったそうです。
今までの幸せを全て失ったと絶望感を味わっていた事故から
10日目に子供たちから手紙が届き、
それを読んでから両手を失ったけど残った体で堂々とやろうじゃないか!と
腕に筆ペンを括り付けて素晴らしい詩をそして絵を描かれるようになるのです。
大野さんは、こう仰っています。
『人間の素晴らしさは、決して逆境に負けないことだ。
さまざまな痛みや悲しみは必ずやってくる。
出来れば避けたい事ではあるが、
その痛みや悲しみの中に実は大きなメッセージが隠されている。
だから、痛みや悲しみの中でそのことに気付いた人は大きく成長する。』
人生には上り坂、下り坂ともう一つ“まさかの坂”があると言われます。
しかし、まさかの坂(苦難)がやって来ても前向きに受け止めて、
乗り越えていく勇気を持つことの大切さを大野さんに教わったように思います。
【大野勝彦さんが描かれた心のこもったハガキの数々】
【運良く 大野さんが美術館にいらっしゃって、私への言葉と似顔絵を書いていただきました】
大野さんの笑顔の奥深さから、大野さんの本当のやさしさと強さを感じました。
皆さんも、よかったら熊本の阿蘇に行かれた時は、阿蘇ファームランド奥の 『大野勝彦美術館』に、ぜひ足を運んでみて下さい。
行かれた方にしか味わえない感動が、たくさん詰まっていますから・・・
いつも、最後まで私のブログを読んでいただき、ありがとうございました。
このブログをご覧いただいている皆様のもとに、大きな大きな喜びと幸せがたくさん訪れますよう、心からお祈りしています。
最後に、赤ちゃんを待っているすべての皆さんの願いが叶いますよう、この下にあるコウノトリのバナーを押しながら、『運んできて!』 と念じながら、みんなで一緒に祈っていただけると嬉しく思います。携帯電話の方は、こちら ← をタッチしてくださいね 。
このブログが、皆さんの心の栄養剤になって、心が少しでもホッコリ!となってもらえたら・・・ と思っています。