やばい!
さっきお風呂場の排水口からものすごくドブの臭いがしてきたので、パイプクリーナーを入れたんです。
30分ぐらい経ったら水で流そうと思ってタイマーかけて、別のお部屋の片付けやらお掃除やらしていたら、なんか
『プシュプシュプシュ』
って音が聞こえてきたんですよ。
よく聞く音だなあ・・・
と思って3秒。
あっ!
あれはもしかしてピザ雄が排水口に漂白スプレーをシュパシュパやってる音では!
部屋を飛び出していくと、まさに全裸のピザ雄が漂白スプレー絶賛噴き出し中。
やめてー!
早くここから出て!
と言うと案の定逆ギレブチ切れされました。
「今シャワーを浴びるんだ!」
無理無理無理無理!
絶対ダメ!
早く出て!
我が家のお風呂場は窓無し。
小さなマンション風呂です。
換気扇をグワアアッと回して、排水溝にめっちゃ顔を近づけて漂白スプレー中のピザ雄を引っ張っても、ご本人はブチブチギレ。
「誰が何と言おうと今シャワーを浴びる!」
「ダメだってば!」
「じゃあ水で流すから!」
とにかく、風呂場からガンとして出ようとしません。
お前!
マジ死ぬから!
家中の窓をバンバン開けて、キッチンの換気扇もガンガン回して
「お願いだから早くそこから出てよ!マジ危ないから!」
実は私、もう20年以上前のことですが、一人暮らしのアパートメントでフローリングのポリウレタン塗装をやり直ししたことがあるのですが、その時真冬だったこともあり、窓を開けずに作業をして、その夜寒気と高熱と体の震えでちょっと死ぬかも、と思う目にあったことがあるんです。
あの時はリースに
「窓を開けて作業しないと危ないよ」
と電話でいわれていたのに、まあ大丈夫でしょ、と甘く考えていた報いを受けました。
エアゾルを甘くみてはいけない。
心に刻んだ経験です。
ギャーギャー切れているピザ雄を無理やり風呂場から引き摺り出すと
「一体何分待てばいいんだ!」
と怒鳴られました。
「30分ぐらいかな」
と言うと、さらに逆上して部屋のドアをバッターン!と閉めてこもってしまいました。
さらに部屋の中から
「どうしてパイプクリーナーなんか入れるんだ!」
と怒鳴る始末。知らんがな。
子供か?
しばらくして部屋から出てきて、今度は不機嫌そうにトイレにこもったなと思ったら、ほどなくしてゴソゴソと出てきて
「レイコに命を救われたかも・・・」
どうやらiPadで調べて、混ぜるな危険がマジで危険だとわかったらしいです。
しかしあの人、本当に今までよく無事で生きてこられたなあ。
だってあの「まぜるな危険」って書いてある漂白スプレーをなんにでもぶっかけるんですよ。多分私が見ていないところでも盛大にやりまくっているはず。洗剤ともガンガン混ぜているんじゃないかしら。
日本語表記だから仕方ないかもしれないけれど、普通常識で知ってるんじゃないですかね?混ぜると危険って英語の商品にも表記されてますよ?
さっき本当にめっちゃ排水口にかがみ込んでスプレーしまくってたから、多少吸い込んでるだろうなあ。
まあ、少しの時間だったし大丈夫だろうけど・・・。
あー本当にびっくりした。
ヤバかった。
もうちょっとたったら水を大量に流して排水口から毒を抜かなければ。