どうも金曜日の夜あたりから、お腹がハリハリと痛むなあ。

と思っていたんです。

でも土曜日はバンド練習だったし他の用事もあったので、朝から色々とこなして帰宅。

午後10時ぐらいからどうも寒気もするし体も痛いしお腹も相変わらず痛むので、早めにベッドに入りました。

そして日曜日。

午前中に起きたものの、お腹の痛みというか違和感というか不快感が消えず、なんだか覚えのある痛みが右脇腹から腰にも出ている。

ヘタすると二十年ぐらい前かもしれませんが、仕事場で脇腹が痛くてお腹も痛くてだるくてしんどいと思っていたら同僚のチャイニーズの男性から

「レイコ!熱があるじゃないか!もう返ったほうがいいよ!」

と言われて相対し、結局数日待っても症状が良くならず病院に行ったら

「腎盂炎になりかけてますよ。今日来てもらってよかったです」

と言われたことがありましたがその時の症状によく似ていたんです。

いやー。

まずいなあ。

今日日曜日だしなあ。

きっとみてくれる病院は遠いところにあるか、大学病院とかしかないだろうなあ。

熱が出始めていたので、自分で車を運転して出かけるのも辛い。

かといってピザ雄を連れて行くと、いちいち通訳しなくちゃならなくて、それが耐えられるほどの気力と体力はないし。

でもなあ。

早めに診てもらったほうがいいよなあ。

 

お腹の痛みは悶え苦しむほどでもないしずーっと継続的に痛いわけでもないけれど、なんだかハリハリとした痛みがとっても不快。

色々考えて、Fast Doctorというオンライン診療往診サービスというのを使ってみることにしました。

 

まずは受付の人とのチャットから始まり、こちらが真剣に診察を求めていることがわかると電話がかかってきます。

一応オンラインで記入した問診票に基づいてさらに詳しい問診が電話口でなされた後

「この後医師の判断を仰ぎ、往診に必要ありと判断されましたら医師の手配を始めさせていただきます」

ということでした。

これが午後2時過ぎ。

電話を切った後、保険証と支払い方法の登録を済ませると、ほどなく

「医師が往診いたします」

という知らせが入ります。

そしてほどなくドクターが往診してくれる時間帯が決定した、という表示になりました。

これが20時から22時。

えええー。午後2時にお願いして訪問時間は20時以降かあ。

でもまあ仕方ないか。

 

そこからが長かった。

熱もあるしすぐに眠ってしまいましたが、ふと目を覚ますと外は真っ暗。

まだかな?

と時計を見ると午後7時過ぎ。

ジリジリと待つこと数十分。

20時過ぎに

「医師が移動を始めました」

という表示が出ました。

やれやれ。

やっと来てくれるんだ。

 

今度はあまり待つことなく

『到着予定時刻は20時25分』

という表示が出たのでほっとして待つ・・・・待つ・・・・。

『医師がご自宅の近くに到着しました』

という表示。

 

待つ。

待つ。

待つ。

待つ。

 

 

全然来ないやん!!

 

結局ドクターとナースが到着したのは21時前でした。

そして、入室してきたお二人は完全にバイオハザード体制。

まあそりゃそうですよね。

病人の家を訪問するんですから、厳重に双方を守らなくては。

 

結局、診察時に解熱していたこともあり、腎盂腎炎の可能性はあるけれど、抗生剤と外解熱剤を処方しますので、それで様子を見て、全部飲み終わっても症状に改善がみられなければ近所の専門医で診察をしてもらってください。

 

とのことでした。

そして、早速飲んだ解熱剤と抗生剤のおかげで、すぐに体は楽になってきました。

ピザ雄が

「日本ってすごい。あんな子供みたいなドクターが往診してくれるなんて!」

と感心してました。

 

ん、まあ。確かにめっちゃ若い女の先生だった。

多分、孫は無理でも、私が楽勝でパーンっと産めるぐらいの、わっかーい先生だったと。

はい。

思います。

 

そうそう。

往診料とか処方箋料とか初診料とか諸々で、確か13000円ちょっとぐらいでした。

アメリカだったら多分十倍ぐらい取られそう・・・・。