↑川縁のアパートメントなら、こんな風景も。いいねえ。

 

 

日々、ボーっとする時間がだんだん短くはなっていますが、やはり恐るべしコロナ。

ブレインフォグ、そう脳に霧がかかった感覚がスカーっと晴れない感じがまだ続いています。

先週あたりは一日中毎日眠い感じでしたが、さすがにそれはなくなっていています。

でも!

やっぱりなんだかボエーっとする感覚が出たり引っ込んだりを繰り返している感じで、本当にめんどくさいし、こうしてハッと気づくと数日ブログをアップしていなかったり、イリアムの配信もあっという間に数日オフになってしまっています。

 

本当に、ブレインフォグとか言ってる場合じゃないんですよ。

そろそろニューヨークに住まいを見つける準備を色々と始めなければならなくなってきています。

そう言っても、ピザ雄の日本永住権取得までは日本を長く離れることはできないのですが、今現在のマンハッタンの住宅事情はどんなんかねえ、とピザ雄と一緒にリサーチを始めました。

以前のピザ雄は、元々の生まれ故郷ブルックリンのベイリッジを絶対に離れない!という根性が根付いていました。

そして私が住んでいたマンハッタンミッドタウンイーストサイドに慣れ始めると、今度は

「ミッドタウンイーストしかダメだ!」

となっていましたし、もっというなら私が住んでいたアパートの中でしか移動したくない!

という狂気に満ちたこだわりをみせていました。

過去三年の間に何度かニューヨークに戻ろうとしてあれこれ算段した時も、ピザ雄は

『あのアパート!』

と絶対に譲らない姿勢でした。

チッ。

冒険心のないやつ。

 

と思っていましたが、かといって無理をさせて発狂されても困るので、ああそうですか、と渋々彼の意見を受け入れて何度かアパートハンティングをしたんです。

まあ結局おめおめと日本に戻ってきてしまったので、深刻なアパートメントハンティングにまでは至らなかったのですが、今回はかなり真剣。そして様子がちょっと違うんです。

何がって一番驚いたのは

「ウエストサイドはどうかな?」

と言い出したことです。

「えっ?」

とびっくりして問い返すと

「ハドソンヤードのあたりは遠すぎるし、42丁目の10番街なんかも遠すぎる。コロンバスサークルあたりなんかいいね。ヘルズキッチンはダメだなあ。ところで、レイコはイーストサイドしか嫌なんだよね?」

なんていうので、いやいやいやいや、わたしゃそんなことは一言も言ってないよ!

まあミッドタウンイーストしか私の支払い能力に見合うアパートがなかったせいで、ずーっと同じエリアに住み続けたけど、別にそこじゃないと嫌と思ってたわけじゃないよ。

チェルシーもいいなあって思うし、お金さえあればグリニッジビレッジなんか素敵だと思う。セントラルパークサウスなんか一度で良いから住んでみたい。

 

「じゃあもしトランプがまた大統領になったら、今度こそ本当にトランプタワーに住もう!彼が大統領になったら家賃が下がるだろうし」

 

「え。なんで大統領になったら家賃が下がるの?上がるんじゃなくて?」

 

「だってニューヨーカーはトランプが大嫌いだから、あいつが大統領に再選されたらまたトランプボイコットが巻き起こって、コロナの時みたいに家賃が下がるんじゃないかな」

 

ニコニコご機嫌な笑顔で言ってますよピザ雄さん。

そうなればいいよね。

一度ぐらいトランプタワーに住んでみるのもいいよね。

5番街のど真ん中のプライムロケーションだし、ユニットによってはセントラルパークも見えるかもしれないしね。

 

ざっくりみてみたけど、お家賃は少しずつ下がっている様子ですが、それでもびっくりするぐらい高い。

本当にニューヨークで暮らしていけるのか?

と思うぐらいお高いです。

もうどこでもいいです。ピザ雄さんがお家賃払ってくださるなら、私は決して文句は言いません。

あーニューヨークが恋しい。