毎年忘れたことはありませんが、今年はなぜか特に22年前のあの日のことが鮮明に思い出されます。

びっくりしたなんてものじゃなかった。

出勤しようとしてテレビを消すためにリモコンを手に取った瞬間、画面に映った黒煙をあげるツインタワーの姿。

えっ?

としばし呆然。

あっそうだ。窓から見えるんだった。

と思い出して窓に目を移したけれど、見えるのは真っ黒な煙だけ。いつも見えていたツインタワーのてっぺんのアンテナも黒煙の中でした。

 

あの日、そしてあの日の前の夜。

たくさんの人たちが、明日の仕事内容やミーティングに思いを馳せ、家族と言葉を交わし、ベッドに入り、いつもと同じ夜を過ごし、そして朝を迎えたはず。

普通に車や地下鉄で職場に向かい、ベーグルやコーヒーをモグモグしながら席についたり、夜シフトの同僚と交代したり。

 

2001年9月11日以降の世界を見ることができなくなるなんて、あの日亡くなった人たちの誰一人として夢にも思わなかった。

 

世界には戦争や自然災害、テロや無差別殺人、病気や貧困、いろんな問題があって、日々誰かが命を失っているけれど、命ある限りは今隣にいる人が明日もいることが当たり前のことではないのだと、自分の明日がまたやってくることは実は奇跡のようなことなのだと心に刻みたいです。

大好きな人には大好きとありがとうを、伝えられるうちに伝えなければいけないと、日々、心を新たにしていきたいですね。

まあ、大切な配偶者をピザ雄だの使い捨て奴隷だの呼ばわりしている私には言われたくないか。

 

いやいやいや。

ピザ雄を含めて、本当に人生の全てに感謝します。

私の拙い書籍やブログを読み、サロン会、イリアムに来てくださる皆さんにも、本当に本当に感謝の気持ちを伝えたいです。

 

いつも、楽しい気持ちと笑いをありがとうございます。

皆さんの毎日も、ずっとずっと楽しく嬉しく面白いものでありますように。