昨日の朝、ピザ雄が宣言しました。
「今日はピザが食べたいので、tooth toothのフードコートに行きたい」
toothtoothのフードコートというのは、我が家から徒歩10分ほどのところにある新しい海辺のフードコートです。
オープン当初はものすごく混み合っていましたが、コロナ禍を乗り越えた今もいつも割合と空いているのでいろんな食事を楽しむにはまあまあおすすめな場所です。
まあまあと言ったのは、もしかしたら飲食の現在の共通問題なのかもしれませんが、サーブする人手が足りていない&多分飲食で働いた経験が少ない人がほとんど。
ということで、食事の提供がとても遅いんです。
昨日もピザ雄は宣言通りピザを2枚。
そう。
2枚です。
結構普通に大きいピザラージサイズを2枚。
そして私は、黒十というお店でエビ天丼と小そばのセットにしました。
もちろん私のチョイスは、食べきれない分をピザ雄に食べてもらうという前提だったのですが、マルゲリータピザ2枚をデデーンと目の前においたピザ雄を見て、食べ残しは消化してもらえないなと覚悟しました。
そして、ピザ雄がもくもくとピザを平らげている間、私のご飯は待てど暮らせど出てこない。
15分ぐらい経ったところで見に行くと、4つお盆を準備して、その上にはすでに小そばの丼が4つ載っていました。
もうすぐかな。
と思って引き上げたんですが、そこからまた15分か20分。
いくらなんでもさっきのおそば、私注文じゃないよね?じゃなけりゃもうのびきってるよね?
と見に行くと、おそばはそのまま。
そして天丼の盛り付けをしている男子が、素手で天ぷらを持って盛り付けているのを見てグエ!
しかもエビを手に持ってうろうろうろうろ。
どの丼に何を盛り付けるのか迷いに迷っている様子。
やっと全部盛り付け終わったかなと思ったら、今度はその丼を手に、お盆に乗ったオーダー票を見ては戻りまた見ては戻り。
手に持った丼をまたカウンターに置き、オーダー表を見てまた丼を手にうろうろうろうろ。
え?
え?
え?
ちょっとキミ、大丈夫?
ハラハラして見守っていると、私の前後にオーダーした人々が業をにやしてカウンターの前に群がりはじめました。
英語で「僕のオーダーはまだ?」と聞かれても、パニックになるでもなく、手で押しとどめる仕草をしてまたうろうろうろうろ。変に度胸が据わってます。
最終的にはなんとか全ての注文をお客に手渡し、私も無事ご飯をゲットできましたが、おそばは冷たくなっていたし、天丼も熱々ではなかったです。
味は美味しかったですけどね。特にとろろそば。すごく美味しかった。
私がお盆を手にテーブルに戻ると、ピザ雄はすでにピザを完食してました。
そして私が食べ残した海老天2本とオナスの天ぷらをぺろりと平らげでご満悦でした。
そう。
ピザ雄はガンコ寿司雄でもありますが、そば雄にもなるし天・プラ雄にもなります。
それから今、徐々にウナギ・カバ雄にもなりつつあります。
まあ、ほんっとにドミノ・ピザ雄だったころからすると、天国かと思うぐらい色々食べてくれるようになって嬉しいですけどね。
食べ物のバリエーションは増えましたが、同じレストランに繰り返し行こうとするところは相変わらず。
私が無理やり新しいレストランに連れていくと、最初は超絶不機嫌になりますが、お食事が美味しいと気に入って『マイレストラン』化するので、うまい具合に操れば私も美味しいものを色々奢ってもらえるかな。