昨日は、出かける時は晴れていたのですが途中からポツポツと降り出し、ピザ雄さんお目当ての沖縄本島北端の岬にたどり着くころには結構な土砂降りになっていました。
ここにあるカフェは森カフェでもなんでもない展望台にある普通のカフェなのですが、チーズケーキとカフェラテを注文してみました。
チーズケーキにはピンクソルトが添えられていて、
「お塩少しだけつけるとすごく美味しいですよ」
と教えてくれたので早速ソルトを少量つけていただくと
「美味しい!!!」
本当に美味しかった!
観光地のこととて、チーズケーキはめちゃ小さいしコーヒーも小さい紙コップ入りで合計千五百円とちょっとお高かったですが、本当に美味しかった。
本気で雨が降っていたので岬に立って景色をゆっくりと眺めることはできませんでしたが、往復の道もエキゾチックで素晴らしかったんです。
往路は国道58号線?だったかな?海沿いの道を直走り、なぜか心の中はシェイクスピア。
岬からの帰り道はカーブが続く山道で、美しく舗装された道路の周辺は完全に森でした。
豊かな緑の濃淡がまるで絵画のよう。
その山道を経て立ち寄ったホテルがまたなんとも風情があり、素晴らしかった。
↑レトロなロビー。誰もいなかった。
↑階段もレトロで美しい。
このホテルは野生動物観察のために宿泊する人が多いんだそうです。
周りはヤンバルクイナやらその他なんかもう名前も覚えられない野生の鳥・蛙・ネズミ・蛇なんかがいる森・森・森。
夜になると街灯がないので漆黒の闇になるそうです。
私たちは夕方にたどり着いたのでまだ明るかったのですが、雨がざんざか降っていたので周辺をお散歩するのはちょっと無理でした。
それでもホテルのテラスに立っていると、ギャー!とかキエー!とかゲコー!とかいう野生動物たちの声が聞こえてきて、まさしく沖縄の自然と触れる機会になりました。
夜は星空が素晴らしいんですよ、とフロントデスクの女性が教えてくれました。
一度泊まってみたいなあ。
昨日もお昼過ぎまで寝ていたけれど、午後はがんばって起き出し、一日中運転をしたピザ雄さん。だんだん元気が出てきて夕食も「オキナワフードを食べよう!」と地元のレストランに行き、ゴキゲン。
オリオンビールを美味しそうに飲み、沖縄そばを「オイシイ!」と喜んで食べました。
よしよし。いい感じ。嬉しそう。
と思ったんですが、最後の最後にですね。
何がどうなったのかわからないのですが、突如ピザ雄が沖縄そばの大盛り丼をドンガラガッシャーン!とひっくり返してしまい、床もテーブルも全て汁と麺まみれ。ゴキゲンも一気に奈落の底。
ピザ雄のシャツもジーンズもそば汁まみれになり、ピザ雄は沖縄そば雄になってしまいました。
帰りの車の中はそば汁臭が充満。
ホテルに戻って汁にまみれたシャツとジーンズを洗い、シャワーを浴びるまでかなり落ち込んでいてかわいそうでした。
いやはや。
そば汁で人生が一転することもあるんですねえ。
↑結構大きいどんぶりだったのに、スープはほとんどピザ雄のシャツとジーンズに吸い込まれました。あとでお店の人がスープを足してくれたのでお腹はいっぱいになったと思います、
昨日のことはもう忘れて、今日も楽しめますように。