ここ数日、色々と忙しくてブログをさぼってしまいましたー。
はっと気づけばもう三月。
そして今日はお雛祭りだったんですね。
昔はお雛様といえば春。
春といえば桜が咲く。
と思い込んでいたけれど、桜って三月にはあまり咲かないですねえ。
街には年中行事で、イチゴとさくらのグッズやお菓子、ドリンクが溢れかえっていますが、それを見る度ピザ雄は
「日本人は年中行事が大好きだな。どこに行ってもイチゴの季節はイチゴイチゴイチゴ。桜の季節はさくらさくらさくら」
と日本人をナメた発言を繰り返します。
そういうお前は食事に出かける度に
「ワインワインワインワインワインワインワインワインワインピザピザピザ」
うるさいじゃないか。
と思いますけど、まあ最近ご飯は全部奢ってくれるので、そこら辺は言わずにおいてます。
桃の節句といえばお雛様。
私のお雛様は母の手作りだったんです。
木目込み人形っていうやつで、小さくて丸くてコロンとしていてすごくすごく可愛かった。
毎年ちゃんと緋もうせん(漢字の変換が出てこない)を敷いて段飾りにして飾ってくれました。
お雛祭りが終わると速攻で片付ける母に
「もう片付けるのー?」
とがっかりすると母が
「お雛様を早く片付けないと玲子ちゃんがお嫁に行き遅れるのよ」
と言ったことをよく思い出します。
結果的に行き遅れるどころの騒ぎじゃなくなったけど、まあ一応嫁には行ったからよしとするか。
リン母がいなくなった後、父とウダウダと母を偲んで話をしていた時、ハッと思い出して父に聞きました。
「そういえばあのお雛様、どこに行ったのかしら?お父さん知ってる?」
「ほんまやなあ。どこに行ったんやろか??」
ものを大切にする母が私のために作ってくれたお雛様を捨ててしまうなんてあり得ないと思うのですが、実家を片付けた時にはもうすでに無かったと記憶しています。
私のお雛様、一体どこに・・・。