一昨日だったかしら。

用事で外出したついでに一人で美味しいもの食べようかと思っていたら、ピザ雄が必死で追いかけて来たので一緒にディナーを食べるハメことになりました。

ピザ雄が一緒なのでまあ必然的にイタリアンかピザかハンバーガーかトンカツと選択肢はぐっと狭まります。

案の定「何食べたい?」と聞くと速攻で

「カツ!」

 

はいはい。

トンカツですね。

よく飽きないよね。

揚げ物ばっかりだよね。

体に良くないよ。

私はおばんざい定食にしましたが、ピザ雄は巨大ロースカツ。

 

揚げたてのトンカツをドキドキして待っているピザ雄さん。

突然大きなコソコソ声で

 

「僕の後ろに座ってるの、老人だよね?」

 

みると確かに白髪の男性と奥さんらしい年配のカップルがトンカツを頬張ってらっしゃいました。

 

「う、うん。そうだけど?」

 

「彼の体からひどいタバコ臭が漂ってくる!」

 

ピザ雄って昔からレストランのテーブルの位置に異様にこだわりがあって、自分の気に入ったテーブルの気に入った席順でなければキーっと怒ってレストランを出ていってしまうという超絶スペクトラム行動があるんですが、今回もまたやられるか?と思いました。

でも、ふと気がついて

 

「それってもしかしてそのお茶じゃない?」

 

手元には煎り番茶がなみなみと注がれたお湯呑みが二つ。

 

え?

 

と言いながらお湯呑みを鼻に持っていってクンクン。

 

「イエス!」

 

鬱になって以来多分最高に大きな声で叫びましたよピザ雄さん。

 

「ホワーイ!」

 

ホワーイって言われてもああた・・・・

 

「なぜ!お茶が灰皿の匂いなんだ!」

 

灰皿の匂い!

 

いや。でもちょっとそれ、言えてるかも。

煎り番茶って灰皿っぽい匂いといえばそうかも。

でも私、煎り番茶好きなんです。香ばしくて。

 

「イリマセーン」

 

日本語で言いながら、私の方にグイグイとお湯呑みを押し付けてきました。

 

「なぜトンカツ屋で灰皿の匂いを嗅がなければいけないのか アイドンアンダスタンド!」

 

だそうです。

あーうるさかった。

 

 

 

で、みなさん?

ムーミンランプに異様に反応してくださってますけどね。

みなさんも買って?

見てるだけじゃなくて、一緒に買おう?