本日は完全休養日です。

外は生ぬるい雨が降っていて昨日とは一転薄暗い1日。

 

時差ボケは少しずつマシになっていますが、必死のパッチでがんばって0時まで起きて、ベッドに入った瞬間爆睡。

なのに、なのに、お隣の部屋の住人がものすごい音をたててドアを閉めた音でギックーンと目が覚めました。

そしてその直後、フレンチフライを温めているとしか思えない匂いがプウーンと漂ってきて完全に目が覚めてしまいました。

 

何時?もう朝なのかな?朝食の支度をしてるのかな?

 

と思って枕元の携帯をみると午前4時ですがな奥さん。

午前4時にあんな音を立ててドアを閉めて挙げ句の果てにフレンチフライ。

酔っ払って帰ってきたのかしら。

 

こんな時間に目が冴えてしまうと、再度眠るのが非常に困難なのが時座ボケです。

 

起きてもまだ外は暗いし、どこにも行けないし、と思ってベッドでぼんやりしていると、なんだか私の家って結局どこなの?

という不思議な気持ちが湧いてきました。

 

3年も日本に住んでみると、さすが母国。

安全で清潔で人は親切だし礼儀正しく規則もきちんと守るし、素晴らしく住みやすい国だと再認識しました。

まさかアメリカ人と結婚して日本にこんなに長く住むことになるとは夢にも思いませんでしたが、本当に住み心地が良い国です。食べるものも美味しいし物価も安い。

ニューヨークなんて奥さん。

この間もスタバで野菜ドリンクとクラッカーとチーズの詰め合わせ、バナナとウォルナッツのケーキと紅茶を一杯買ったら45ドル。

45ドルってあーた。ほとんど6000円じゃないですか?スタバでどうやったら6000円も使えるの?

 

キンラキンラの5番街周辺は、旅人たちの活気に満ちているし、治安が悪くなったと思える部分もそこかしこにありますが、日本に比べて常に注意を払って暮らさなければならないのは昔からですからね。

久しぶりにじっくりとニューヨークの様子を楽しんで・・・と思っていましたが、私にとってニューヨークはやっぱり実家でした。

珍しくもなんともない普通の自分が住む街なんだなあ、とベッドの中でゴロゴロしながら思いました。

もっというなら、日本での3年間は幻だったのかな?と思うような不思議な感覚です。

最初からずっとここにいたんじゃなかったっけ?

と時差ボケの頭がちょっと混乱しました。

 

今宿泊しているホテルのエリアはセントラルパークが近くて5番街の中心街もすぐ目の前。

最高の立地で活気があってとても嬉しいですが、ずっとこちらに家があった3年前と同じく、住んでいる人間的には毎日ワクワクしするものでもない、という感覚ですかね。

雨が降ると外出する気が一気になくなるし、遠出をする気にもならない。

いや。

待てよ。

まさか私、もう老婆的な境地に・・・・?

 

↑美しいプラザホテル。でも地下はクローズ。

 

 

↑30年住んでもあんまりこなかったセントラルパークをお散歩しました。やっぱり美しいですなあ。

 

次に戻ってくる時は、このエリアに住みたいかも。

でも、家賃は鼻血が出てチビりながら気絶するぐらい高いだろうなあ。