昨日の朝はとっても悲しいニュースで目が覚めました。
70年もの長きにわたって英国、そして世界の安寧に尽力されてきたエリザベス女王が崩御されたというニュース。
ここしばらく、女王陛下の健康に不安があるというニュースが何度も流れていたのでとても心配していたのですが、たった2日前にトラス新首相の任命でカメラの前に登場され、杖をつかれていたけれど、お元気そうな可愛らしい笑顔を見て安心していたところだったのに。
本当にびっくりしました。
エリザベス女王が亡くなったと聞いた瞬間に思い浮かべたのは、在位期間中に一体何人の米国大統領が来てはすぎていったのかな、ということでした。
調べてみると、女王在任中に出会った米国大統領は実に14人、英国首相は15人。
世界中の国家元首たちが移り変わっていく中で、70年以上の長きにわたって世界の定点のように存在し続けてこられたのだと思うと、敬愛の念と喪失感が胸に迫ります。
まさしく世界に比類無き君主だったと思います。
いつだったかのG7だったかしら?それとも他の集まりだったかな?
世界各国の首相や大統領たちが集まる中、エリザベス女王がイタリアの首相だったかフランスの大統領だったかを叱り飛ばし、全員が大爆笑するシーンもありましたね。
ユーモアのセンスも抜群で、プラチナムジュビリーでのパディントンとの共演も素晴らしく可愛らしかった。
女王陛下が亡くなった瞬間国王になったチャールズ新国王も、私の中では一生皇太子だったけれど、王位継承した瞬間キングに見えてきてちょっと不思議な感じです。
King Charles IIIって書くと、世界史の教科書っぽくてイギリスの長く濃い歴史を感じます。
そして、あのGod Save The Queenの歌詞はこれからはGod Save The Kingになるのだと知って、おお!と妙な感慨があります。
最後に、公私に渡り幾多の困難や問題に直面しながらも、世界中の人々から尊敬され愛され続けてきた女王陛下に心からの尊敬と哀悼の意を表します。
長い間、ありがとうございました。どうか安らかに。