ニューヨークに長年住んでいたのでアメリカの事情にはすっかり通じているつもりでいましたが、ロスに住み始めて2ヶ月で相当なカルチャーショックを受け続けています。
ニューヨークではドアマン付きのアパートに住むことが多かったので、結構な規模のアパートメントビルなのにドアマンがいないばかりか、フロントエントランスもロビーもない今のアパートに相当びっくりしています。
ビルディングの名前を掲げている入り口はあるんですが、そこはリーシングオフィスの入り口。
デリバリーの人たちはほぼ全員間違ってこの入り口の前から連絡をしてきます。
そしてドアマンがいないということは、不在時の荷物デリバリーも預かってもらえないということになります。
しかも。しかもですよ。
このアパート、最新式のアマゾンハブという荷物受け取りシステムを導入しているのですが、それが地下駐車場の奥にドデーンとあるんです。
お部屋からめちゃ遠いし、夜とか暗いし無人だし、結構怖いんです。
↑こういう感じ。配達があると携帯に連絡が入り、送られてきたバーコードを画面でスキャンすると、荷物の入っているスロットがカチャと自動的に開きます。
↑こんなにたくさんスロットがあるのに番号がふられていないので、どこの扉が開くのか全然わかりません。
しかも、郵便受けまでもがこの地下駐車場にあるんです。
そして、そしてですよ。
郵便受けなんてチョビのおでこよりも狭くて小さいものなので、普通サイズの封筒ぐらいしか入らないんです。
ということは、この郵便受けに入らなかった荷物の運命は…。
そう。
郵便受けの前の地面に放置されています。
アパートのコミュニティーボードやyelpのレビューに
「郵便物が地面に放置されて、誰かに盗まれた!」
という書き込みがたくさんあるのも恐ろしい。
必要にかられていくつか品物をAmazonで注文しましたが、配達予定日にはドキドキしながら連絡を待ち、『配達されました』というお知らせが入ると速攻で取りに行きました。
それでも、2個ぐらいは郵便受け前の地面に放置されてました。
せめてパッケージを置くテーブルぐらい設置すればいいのに。
ちなみにこの郵便受けが並んでいる場所の隣は、巨大ゴミ置き場です。
水着を持ってこなかったので思わずアマゾンで注文してしまいましたが、これが明日届く予定なんです。
また地面に放置されたらいやだなあ。
大丈夫かなあ。