行ってきました、明石運転免許試験場。
午後1時の予約で5分前に到着。
私がアメリカの運転免許を日本のものに書き換えした時は、外国免許書き換えの人がたっくさんいましたが、今日はガラガラ。
私たちを含めて3組だけでした。
まあそりゃそうですね。コロナのせいで外国人の絶対数が減っているわけですからね。
1時になるとすぐに3組とも一斉に呼ばれ、別室で書類チェックと面接です。
私たちは3席の真ん中のデスクに座り、左隣はネパール人の若い男性、右隣はベトナム人の若い男性でした。
外国免許書き換えですから当然各国語の説明書があり、担当官の方も外人慣れしているわけですが、どうしても付き添いに日本人(私)がいると、日本語メインの説明になってしまうのはまあしょうがないですよね。
それでも、担当官の方は全てのプロセスを英語説明文を提示して丁寧に行ってくれたんです。時々「オッケーよ」とか「ノープロブレムね」とか英語もまじえながらにこやに対応してくれたんですが、試験とか面接にめっぽう弱いヒマポウは、英語の書類を見せられても「なんて書いてあるの?」と私に聞くんです。
「いや。だからそこに英語で書いてあるから」
と言うと
「オウ」
となるんですが、それでもまた、質問表の答えを記入する段になると
「イエス?ノー?どっち?」
と私に聞くんです。
英語で質問書いてあるじゃん。
チェック欄もYES/NOで英語じゃん。
なんで私に聞くの。
とにかく、緊張のあまり自分のラストネームを書き間違えるわ担当官がカレンダーで指し示してくれた日付も書き間違えるわで、相当めちゃくちゃでした。
この人はこんなんで果たして試験に受かるんだろうか。
と結構真剣に不安になりました。
その後、10問のランダムに選ばれた試験問題が手渡され、その全てがもちろん英語記入。イラストもついています。
それが手渡された時点で
「はい。じゃあ付き添いの方は部屋の外に出てね」
と言われ、私が立ち上がると
「ちょっと待ってどこにいくんだ」
とヒマポウ大パニックですわ。
「試験だから私が横にいちゃだめなんだって」
と言うと小声で「オマイガ」。
なんか青ざめちゃってるし。
こいつマジでやばくね?
と思いましたよ、我が夫ながら。
まあ結局試験はちゃんと受かりましたけどね。
ところがですよ。これで今日中に免許がもらえるのかと思ったら、それは甘かった。
なんと実技試験を受けなくちゃいけないらしくて、それがまた後日出直してこいってことで、わたしゃそっちの方がオマイガ。私の免許書き換えとは全然プロセスが違ってました。やっぱり元々日本人で日本の免許を持っていた私のケースと、生粋の外国人が外国免許から日本免許を取得するのとでは事情が違うんですねえ。
10日後が一番早い予約日だと言われ、実技試験は午前10時半スタートです。
また私、一緒に来なくちゃいけないの?
この、英語で表記されていても『ここは日本』という意識だけで脳みそストップさせる男のために?
しかも、なんの感謝の気持ちも表さず、むしろ不機嫌になるこの愚か者のために?
実技試験の予約に関する説明をを窓口で受けたんですけど、おじさんの声がマスク越しでただでさえ聞き取りにくいのに、それを聞いている真っ最中に横からヒマポウが
「午後の予約にしろ」
とか
「できれば今日の予約にしろ」
とか
「何が起こっているんだ」
とか、あれこれ口を挟んできて本当にうざすぎてしかもお前なんで命令口調なんだよ、あ?
と、裏拳いれそうになりました。
ちなみに、ネパール人の若者は、自国の運転免許証を持参していたのはよかったのですが、別の身分証明書(しかもそれを持参していなかった)に記載されている誕生日が正しいものですよという証明書(わかりにくいな!)しか持っておらず、さらにそのお誕生日が運転免許に記載されているお誕生日と一致していないという事態に陥り、係官のおじさんが「アカンやんかー!どうしたらええねーん!」と叫んでました。私たちの担当係官のおじさんが上官だったようで「あーそれね。ネパール免許あるあるやなあ」と言ってましたけど、そんなあるある、ある?
また、反対側に座っていたベトナム人の若者は、パスポートがまだできていないという意味不明な状況なのに運転免許を取りに来ていたみたいで、これまた係官のおじさんが「あっかんやんかー!」と悶絶していました。
それに比べたら、アルファベットのEを書けなかったヒマポーなんてまだマシかな(いやアカンだろうそれは!)。
↑明石に行ったので明石焼き食べた!(ヒマポウはサイゼリヤに行った)