唐突な話題ですけど、最近巷では鬱が蔓延していますね。
いわゆるコロナ鬱っていうやつだと思います。
この、なんとも言えない閉塞感。経済的逼迫、人間関係の悪化、もしくは乖離。
オリンピック一つとっても、本来平和の祭典のはずなのに問題と文句だらけで悲しくなります。
選手団入場を見ていて、ボスニアヘルツェゴビナが入場した時にウワーっと感動したんですよ。
母国が戦地であっても、ここにくれば世界中全員が友達。
それがオリンピックのはずなのに、蓋を開けてみれば文句ばっかり。
開会式がショボかったとか、無観客で下がるとか。まあ私も思うところはプラス思考ばかりではありませんが、本当に本当にオリンピックは平和の祭典だったよね?とボスニアヘルツェゴビナ見て思い出したんですよ。長くて書きにくい国名だけど、ボスニアヘルツェゴビナ。
我が家も実はヒマポがずーっと鬱で、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
ずっと病院通いをしているんですが、彼の状態が悪化すると、家庭内はボスニアヘルツェゴビナ。
かく言う私も、ここ数日急に調子が悪くなってきて、まあいわゆる表面張力がついに溢れてこぼれた感じです。
母が入院してから以降の5年間、タスクにつぐタスク。
今まで好き放題にさせてもらってきた両親への恩返しと最後の親孝行のチャンスと思い、それはもう必死で走り続けてきました。
でも昨日ふと思い出したんです。
私はもっともっと不真面目な人間だったはず。
良くも悪くもいい加減でユルくて能天気で楽天的で、ここまでなんでもかんでも完璧に一人でこなさなければ!
なんて思うタイプじゃなかった。
周りの人に迷惑をかけたり面倒を見てもらったり、究極のダニだっだのにいつのまにかそれを忘れて(忘れてないか?)必死で走りすぎた。
と思い至りました。
もう遺品整理も完璧に倉庫をカラにしてアメリカに帰るなんて無理!
一人でできない!
もうやめたやめたやめた!
アパート探しだって私がやらなくてもヒマポにやらせればいいんだ!それであいつが大失敗して大損こいても、私のお金じゃないし!
二人で生きているだけで上等!
という気持ちに切り替えることにしました。
ヒマポもそのうちなんとかなるだろう。私が治してあげる!なんてもう無理無理。人生なんとかなる!
それよりせっかく日本にいる間に、日本でしか食べられない美味しいものやキレイなものを食べて見て楽しまなくちゃ。
オリンピックが終わってコロナが落ち着いたら(落ち着くのか?)、日本を旅しよう。たくさん見て感じて食べて楽しもう。
神戸にいる間にカレーうどんからの無愛想な紅茶屋に大人数でおしかけるツアー、絶対やります!
楽しみになってきたー。