まだ具体的にニューヨークに帰る日程を決定したわけではありませんが、なんとなく今年中には帰るよね?という雰囲気なので(ヒマポが何も決められない状態)、私てきにはお尻に火がついて日本生活のラストスパートに入った感じです。

何と言ってもコレはしておきたい!のリストの上位を占めているのが

『日本でしか食べられないものを食べたい』

です。

 

『日本でしか行けないところに行きたい』というのもたくさんありますが、コロナちゃんのせいでこちらはあまり思うように行かず、おのずと欲望の対象は食に向かってしまうわけです。

 

今頭にあるのは、卵かけごはん専門店とそばの名店。

どちらも能勢というエリアにあるようです。

卵かけごはん専門店は養鶏場に併設されているお店だそうで、高校時代の先輩に教えていただいた場所です。

「ここに行きたい!」

といとこのキョウコちゃんに言ったら

「な、なんで卵かけごはん?」

と面食らっていました。

何回も言いますけどね、奥さん。

卵かけごはんは贅沢品なんですよ、ニューヨークでは!

生卵を熱々のごはんにぶっかけてお醤油かけて食べるなんて、日本でしか考えられないんですよ!

そもそも私、ニューヨークで炊飯器持ってないし!

 

そしたらキョウコちゃんが所在地を調べてくれて、ついでのことに

「近所におそばの名店もあるみたいだから行こうか!」

と誘ってくれました。

 

そして、能勢ということで盛り上がったのですが、その理由はコレ。

 

↑父の油絵。

 

この絵をキョウコちゃんにもらってもらったんです。

とても喜んでくれたのですが、手渡した時に『どこの田んぼなのかな?』と二人同時に疑問に思い、絵を裏返してみたら

 

↑『関西地方の農村』

 

ざっくりしてるな!

と二人でバカ受けですよ。

どこよ!

なんで関西地方よ!

と大笑いです。

 

そしてキョウコちゃんが帰宅後、卵かけごはんのことでLINEのやり取りをしているときに上の写真を送ってくれて

「この農村、能勢みたい」

なんでわかるの?

「枠に小さく書いてあるよ、おじさんの字で」

ええ?

と目を凝らしてみると、おお!本当だ!

F15の左側に鉛筆でめっちゃうっすーい字で

『関西の農村(←微妙にタイトル変わってるし)』(能勢)

と書いてある!

 

なぜに最初から

『能勢の農村』

としなかったのか?謎ですが、キョウコちゃんのお家の近所な上に、キョウコちゃんが畑いじりをしているのもまさしくこの能勢の農村なんだそうで、二人で散々盛り上がりました。

近々おそばと卵かけごはんを食べに行ったら、この絵の場所がどの辺りなのか探してみようかな。