本日の作業、無事に終了いたしました。

13時に始まって実に4時間。

若くてかわいらしーい女性査定士さんが二人やってきてくださって、楽しく和やかにおしゃべりをしながらの作業となりました。

腹黒いイメージのおじさん古物商と違って(知らんけど)、若くてかわいらしくてとっても働き者で有能な女性査定士さんで本当に良かったです。

あんまり数は多くないかな?

と思ったんですが、プロの絵画やら壺、陶器類、ちょっとしたジュエリー類なんかを並べると、ダイニングテーブル満杯になりました。

これらを二人で手分けしてとてもとても丁寧に査定してくださり、モノによっては「ええええええええ〜!そんなあああ・・・」という価格のものもありましたが、モノによっては「マジでそんなに!?」というモノもあり、結果的には大満足で終了いたしました。

ちなみにお着物はやっぱり難しく、山盛り積み上げた古物商行き着物のうち多分4分の1程度しか価格がつかず、それも3000円。という結果でした。

でも、保存状態はとても良いですね。とニコニコ褒めてもらうと、手放すと決めたものでも、母の、着物と私への丁寧な愛情を感じてとても嬉しかったです。

 

今回、へー面白い!

と思ったのは、陶器類の箱のことです。

仰々しい木箱で、紐なんかもかかっているし銘も入ってるし、さぞ高価なもの?

と思ったら、蓋がゲタと呼ばれる体のものは量産品で高値はつかないんだとか。

 

↑こういう蓋。たしかにゲタ型。

 

それから、人間国宝の壺ですがやっぱり箱がなかったせいでお値段はさほど上がらず。

箱、ってすごくすごく大切だそうです。

「箱は絶対に捨てないでくださいね」

と念押しされました。

人間国宝の壺も九谷焼も切子ガラスも、どれも私には必要のないものだし、両親が生きている間に愛でて楽しんだであろう絵画も壺も食器も、また別の誰かの手に渡ってその方に楽しんでいただけるのであればそれが一番です。

 

私がずらずらずらと並べて出した物たちを丁寧に見て、雑多なものの中に値打ちのあるものやメルカリなどで転売しやすいものがあればそのことをきちんと教えてくださり、私の意思を確認してから買取してくださったので、100パーセント納得の行く結果となりました。

色々なものを残してくれた両親に、そして多分このほとんどがどなたかからの頂き物だったと思いますので、贈ってくださった方々に、今日楽しく丁寧な査定をしてくださったお二人の女性に、本当にありがとうって言いたいです。

 

 

ちなみに、今日の査定の会社は日晃堂という大阪の会社です。

信用できる会社だと思いますので、もし古物の買取査定を考えていらしたら、この会社も候補に入れていただいても良いと思います。

昨今、無理矢理買取とか、押しかけ買取とか、色々と問題になっていますからね。

 

↑このツボともお別れです。

 

本日のベストグッドジョブは、リン母の『切手』でした。

特別に価値のあるものだったわけではないのですが、下手すると全部ゴミ箱行き?と思っていたものが4万円ちょっとで買取していただけてびっくり。

まあ、元値にいくら使ったのか?

って考えるとちょっとリン母に申し訳ない感じですけどね。査定してくださった女性も、そのあまりの数の多さに途中からは完全に切手の世界に入って、もう少しで戻ってこられなくなりそうになってました。

 

とにかく、無事に終わってほっと安心!

明日も倉庫に行きます。

頑張れ私!