今日も神戸地方は素晴らしいお天気でした!
日中は日差しも強くなって、もうそろそろ夏って感じがします。私はすでに半袖サンダルばきでそこらへんをうろうろして、ちょっとへんな目で見られたりもしています。
色々とお使いがあって繁華街まで出かけましたが、なんか人出の塩梅ももう普通な感じですね。
本当にこの緊急事態宣言ってなんのためなんだろう?
そしていつ終わるんだろう?
多分オリンピックが終わるまで?
ていうか、マジ、オリンピックやるんですか?ゴルフのユニフォームとか発表されてたけど、本当に?マジで?
まだ半信半疑です。
もうどのみち大金を損失するのはわかっているんだから、ここら辺で思い切ってスパッとやめて、これ以上いろんな不具合が発生するのを防ぐっていうことはできないのでしょうか。
いろんな意見があるとは思うしいろんな立場があると思うけど、わたくし個人的な気持ちとしては今オリンピックをやるなんて正気の沙汰じゃないいいい!って気持ちです。
と、まあ私の個人的な意見なんて、はあまあもうどうでもいいんですよね。
ということで今日はちょっと思いついて立ち寄った不思議なティーサロンです。
地元では多分有名なんですよね、ここ。
↑堂島ってことは?本店は大阪ですか?
なにせいろんなお店がクローズや時短営業中なので、毎朝いただく唯一の贅沢品『アールグレイ』が切れて補充できず困っていたんです。
お使いの途中にこのお店の看板が目に入り、あーちょっと疲れたし喉も渇いたし、濃くて熱くて美味しいミルクティーをいただこうかな。
と細くて古い階段を登ってこちらのティーサロンを訪れました。
コロナ対策で窓もドアも開放中。
心地よい風がすーっと通り抜けるドアのところに立つと、店主らしき男性が
『は??』
と、そりゃもう
『はあ?????』
と顔中に書いてる感じで私の方を見ました。
え。。。。。
とちょっと後ずさりしたくなるぐらい
『は???????』
という顔。
なんか。
え。
あれ?
ちょっとなんか私?え?間違った?
「あのう・・・まだ開いてますか・・・」
という私に食い気味で
「いいんですか?」
え?え?何?
「7時までですけどいいんですか?」
「・・・あ、えーと今何時ですか?」
「6時です」
と言われると同時に腕時計を見たら、5時半。
「はいあの、えーといいです・・・」
というと、じゃどうぞ、と言葉には出さず指で指し示されたのは入り口真ん前の小さなテーブル。
でも、お店の奥のテーブルも3つ空いてます。私、あっちに座りたいです。
ここら辺はアメリカ人なので、黙ってスタスタとお店の奥テーブルに座りましたが、お水を運んできた店主様。
めちゃジロジロジロと私の座ったテーブルと奥のテーブルと、自分が誘導しようとしたテーブルを見比べてますよ。怖いですよ店主様。
まだ閉店まで1時間半あるんだから、美味しいお茶飲ませてくださいお願いします。
気を取り直して手渡されたメニューを見ると、それはまさしく紅茶オタクメニュー。
うわー
と思わず声が出るほど、聞いたことのない種類のお茶がたくさん。
マリアージュのお茶も美味しくて死ぬほど種類があるけれど、こちらのティーサロンはオタクっぽい風変わりなものが厳選されている、という感じです。
メモを手に近寄ってきた店主様に
「ミルクティーに合うお紅茶はどれでしょう?」
と聞いてみました。
すると
「は?」
という顔ですよまたですよ2度目ですよ本当怖いからやめてほしい。
「あのーミルクティー・・・」
「ミルクティーですか・・・(なんかため息っぽい)じゃあ、これかこれ」
2種類のお茶を指し示してくれました。
「まああとは、普通っぽいやつだとアッサムですね」
うーん。アッサムならどこでも飲めるから、このなんかインドネシアぽい名前(もう名前はすっかり忘れました)のコレにします。
注文すると、またハーとため息っぽい感じの態度で注文を取り、そそくさと去っていきました。
店主様。
もしかして客が嫌い?
それとも単に私のことが嫌い?
でもでも、出されたお紅茶の美味しかったこと!
熱くて濃くて、どんなに時間が経って濃くなっても渋みが出ず、最後の一滴まで本当に美味しくいただけました。
大満足でトイレに向かうと、途中の通路に店主様降臨。
陳列してある茶葉のパッケージを整えているところでした。
あっそうだ。
アールグレイを買ってみよう。
「アールグレイはありますか?」
「ありますよ」
なんでそこで黙るの。
お願い、これです、ってせめて指差して。だって同じようなパッケージがたくさん並んでて、どれがどれだか全然わからない。
「これと、これですかね」
ですかね。
だって。
「あー何が違うんですか、この2種類は?」
「は?」
ついに言葉に出ちゃったよ店主様。
は?
って言っちゃダメでしょお客に向かって。そりゃないでしょそりゃ。
「あの。2種類のアールグレイの違いを・・・・」
「こっちはまあ標準的なもので、こちらはあの例のクセのある香りを抑えてある感じで」
「はーなるほど」
いつもの私ならここで
『どちらがオススメですか?』
って絶対聞くけど、もう恐ろしくてそんなこと聞けない雰囲気1000パーセント。
うーんうーんと唸っていると、さすがに見かねたのか店主様
「まあ普通に飲むんだったらこっちですよ。こっちの香りを飛ばしてある方はクッキーとかケーキの中に入れるのに向いてるので」
おお。
今日一番長いセリフが出たよ!ありがとう店主様!
ということで、無事アールグレイもゲットできました。
明日の朝、飲んでみよう。
あんな感じだけど、多分紅茶が大好きな店主様(のはず)がすすめてくれた(あまり気乗りしない風だったけど)お紅茶だもの。
絶対美味しいはず!
頼むよアールグレイ!!
↑店内の雰囲気、良かった。好き。また絶対行く!