我が家から徒歩30秒のところにあるサンボーホールというイベント会場で確定申告相談および提出ができたので、予約をとって今日出かけました。
行ってみると会場だと思っていた一階はガラガラ。
昔ここでデパートの催事をよくやっていたなー。お母さんが伯母1号と2号と連れ立って、よく出かけていろんなものを楽しそうにお買い物してたなー。
と通りかかる度に懐かしく思い出していましたが、まさかそこで確定申告することになるとは。
近くてよかったけど、なんか変な感じです。
行列もなく、入り口で係りの人に番号札を渡され、検温消毒が終わったら
「二階へどうぞ」
と言われ、意味もなく階段をダダダダダダと駆け上がりました。
マスクをしていたので死ぬほど息が切れた状態で二階に上がると、そこでは『提出のみ』と『確定申告相談』の2グループに振り分けられ、「ほとんどできているんですけど、準確定申告の付票の記入についてちょっとお聞きしたいので」と言うと、申告相談の方に案内されました。
待つこと3分ほど。
私が振り分けられたのは黄色いファイルのコーナーで、
「黄色、混み合ってますのでお早くお進みください」
と言われ、案内されたデスクに到着すると、すぐに緑色のジャケットを着たおじさんが
「今日はどういった内容で?」
と聞きに来てくれました。
亡くなった父の準確定申告と付票の内容でちょっとわからないところがあります。
と作ってあった申告書を見せると、サクサクと説明してくださいました。
今回も母の時と同じく、相続人のことで面倒なことになったらいやだなー、絶対協力してくれないもんなー、あーいやだなーいやだなー。
と色々考えていたんですが、父がきちんとした遺言書を残してくれていたおかげで、思っていた面倒な手続きはほぼなし!
あー本当に助かりました!!!
準確定申告という死人の確定申告に添付する付票の書き方だけサクッと教えてもらいその場で記入したらすぐに提出できました。
ああ、何度係のおじさんに
「死んでるんですけど、もう」
と言ったことか。
しまいにゃ
「いやもうそれはようわかりました」
と言われる始末ですよ。
うちの場合還付金がわずかながらあるので
「めんどくさい人はもうええわ。言うて提出せん人も多いですよ」
と言われたんですけど、父のお金を1円たりとも無駄にはしたくない!
ていうか、めんどくさいからもうええわ、ってそんなこと10円でも思ったらばちがあたる!
という勢いで提出しました。
あーやれやれ。
やっと終わった。
ちなみにですけどね。
お子様をお持ちのみなさん。本当に本当に本当に、公証人役場で作るちゃんとした遺言書は絶対に絶対に絶対に作っておいてください。本当に本当に本当です。
あれが無いと残された子がどれだけ苦労をすることか。
今日だっておじさんに
「公証人役場で作った遺言書があるんですけど」
と言ったら
「えっ!そうなんですか!それならもう全然大丈夫ですよ!へええー!そうですか!」
とすごく驚かれたので、未だ法的に有効な遺言書を生前作っておかないパターンが多いのかもしれないなあ、と思いました。
私は子もいないし、最後の一円を使い切ったところで息をひきとるのが理想ですけど、まあそこまでうまくいかないかもしれないし、借金抱えて死ぬならもうあとのことは知らんけど(?え?)、万が一10万円以上お金を残して死ぬことになった場合を考えて、どこかの犬牧場に寄付してください、と遺言書を残しておくつもりです。まあ完全にヒマポが先に死ぬ前提にしてますけどね。もし私が先に死ぬことになったら、しょうがないからヒマポに10万円遺してあげることにしますけど。
今年も無事確定申告が終わってよかった。
来年は・・・・・そもそもあたくしはどこの国で何をしているのか・・・・。
いきなりモロッコとかに住んでたりして。
ああ。旅に出たい。
あともう少し遺産相続の手続きが残っているけれど、これが全て終わったら無理矢理旅に出たい!!久しぶりのイマリンやりたいぞ!!!