荷物整理がだんだん骨董市状態になりつつあります。

今日は新婚時代、多分出張先から電車か何かが不通になって帰れなくなった父から母に送った電報とか、リン母母(リン母の母だから私のばーちゃん)からの手紙とか、はたまたリン母の一番上のお姉さん、つまり伯母一号からの年賀状とか、出てくるわ出てくるわ。

伯母一号からの年賀状は、ハガキの裏面だけでは文章が収まりきらなかったのか、年賀はがき抽選番号の上にまで、しかも横向きに無理やり文章が書き連ねてあって、いやそれならハガキじゃなくて手紙にした方が良かったんじゃないんですか?という状態でバカ受けしました。

 

リン母母からのリン母への手紙は、臨月になってもぜーんぜんお腹から出てこない私のことを思い悩んだリン母を旅先からなだめる内容でした。

3通ぐらいありましたけど、全て臨月なのに出てこない赤子を心配する娘を『焦ってはだめですよ。神仏にお任せしなさい』となだめる母からの優しいお手紙。

いや。

私、11ヶ月とちょっと母のお腹にいたらしく、最後には陣痛促進剤をガンガンぶっこんだのに、それでも出てこなかったそうでして、はあもう、旅行中のばーちゃんにまでご心配をおかけしてしまって、誠に申し訳ございませんでした。

 

↑5円ハガキ。5円ですよ5円!今ハガキっていくらか知らんけど。

 

↑カイツウシダイカエル マキオ。ってなんかちょっとカワイイ。

 

電報ってどうしてカタカナだったのかしら?

しかもよく見るとタケウチミチエ殿、って殿のところだけ漢字だし?

 

このメガネは誰のものなのか?

多分もしかしたらリン母のかしら?

ちょっと目に合わせて見たらものすごい超ド級の近眼で、めまいがしました。

 

5円ハガキはリン母が誰かに出そうと文章だけ書いて、なぜか表書きをしないままになっているものも残っているんですが、あまりの達筆に一文字も読めません。

そういえば伯父二号からの巻き紙の手紙もどこかに入ってたし。親戚の皆様、本当に達筆の方ばかりで、どなた様のお手紙も一文字も解読できません。

ああいうのってなんていうんでしたっけ。

草書?

私も練習したらかけるようになるのかしら。

 

それにしてもこの骨董品の山。シュレッダーにかけるのはちょっともったいない気がするんですけど、どうすればいいかしら。

厳選して、ファイルでも作って保存しようかなあ。一冊だけに収めるように厳選すればいいかなあ。うーんうーん。紙焼きの写真もデジタル保存しようと思ってはいるんですが、紙焼きならではの味わいがなんとも・・・・。

 

とか言ってると全部処分できなくなってしまう。

思い出は胸の中に保存。

そうするのが一番かな。スン。