香港、濃かったです。特に夜の街が濃い。
霧なのかスモッグなのか、はたまた曇っているだけなのかよくわからないのですが、窓の外の景色は毎朝グレーでちょっとがっかりでしたが、夜になると街の雰囲気も一変。
ネオン街。街角の屋台。ナイトマーケット。意味不明な路地。古いアパートメントビル。
↑香港ソーホー最後のナイトマーケット。こういうオーセンティックなマーケットがどんどんなくなっているんですって。
↑果物マーケットが多かった気がします。
↑そして日本から輸入しているっぽい果物が多かった。
↑女人街からどんどん離れて迷い込んだ地元の人たちの市場。夜遅くまで賑わっていました。
↑工事現場の足場に使われるのは竹。竹ですよ竹。丈夫なんだろうけど、でも竹!
↑夜道に突如現れた恐怖の像。誰なの何なのどうしてここに?
↑謎の階段。怖くて入れない。
宿泊したホテルは二軒。
一軒目は香港島側の湾沿いにあるホテルで、立地が最高でした。
香港島のメインエリアならどこに行くのも徒歩圏内だし、九龍側にもタクシーで10ドルから15ドルぐらいでサクっといけました。空港からは空港エクスプレストレインで一本。本当に便利でした。
ちなみに空港駅で電車に乗ろうとしたのですが、両替したばかりの500香港ドル紙幣が券売機で使えず、すごく困りました。駅員さんに聞くと、チケット代の表みたいなものが印刷された紙を手渡しながら「ファーストゲトオントレイン!」と何度も何度も繰り返すのですが、意味がわからずポールと二人で右往左往。
よく見ると、他にも同じような外国人たちが右往左往していました。
もう一度駅員さんに聞くと
「ファーストゲトオントレイン。ディズプライスユーペイゲトオフ」
と言いながら、セントラル駅のところにペンで丸印をつけてくれました。
どうも「まず電車に乗って、降りてから払え」と言ってる気がしたので、疑惑の表情のポールを無理やり引きずり電車に乗り込みました。
果たせるかな、到着駅でインフォメーションデスクに行くと、「オケー」と簡単にチケットを売ってくれました。しかも、券売機で見た価格より安い価格で。
意味不明なシステムでしたが、券売機で買うよりも安くチケットが買えてラッキー。
帰りは九龍駅から空港に向かったのですが、その時はなぜか乗る前にチケットを買いました。そして、各航空会社のチェックインカウンターでボーディングパスをもらい、荷物をチェックイン。これは楽だった。
タクシーの運転手さんたちは皆強面だけど、イタリアみたいに客を騙してぼったくるような輩はいないみたいで、荒っぽいしどエラいスピードを出すけれど運転は上手でした。タクシーがとっても安いので、無理して電車で移動しなくても、歩き疲れたあとはタクシーで移動もいいなと思いました。
香港ディズニーには、行きはタクシーでたしか35USドルぐらいでした。帰りはディズニーエクスプレスで直帰。これはこれで楽しかったな。
↑地元民の市場。
全てが猥雑で混沌としていて、もしかしたら香港の街が目指しているオシャレでモダンな街のイメージとは違っているかもしれないけれど、それはそれは魅力的なエナジーに溢れる街でした。
歩けば歩くほど、懐かしい昔のニューヨークを思い出すあの雰囲気。
古いニューヨークにステロイドを注入して興奮させたようなパワーとちょっと胡散臭いエナジー。本物と偽物のあわいにいるような、危うい魅力。
すごいところです。また行きたいな。
あっ。そうそう。本当になれそめの続きを書かなくちゃ。
ポールが日本語を読めるようになる前に。