今日はわたくし、散髪に行ってきました。

髪の毛ツヤッツヤのさらっさらにしていただいて大満足だったんですけど、その後が、どうにもこうにもわけがわからない展開に。

 

ツルツルヘアでサロンを後にし、ちょっとカフェでおやつでもいただこうかしら、と寄り道。

美味しそうな巨峰かき氷ソフトクリーム載せを注文し、テーブルについたら、携帯電話がチカチカしていることに気がつきました。

パカと開くと(日本の携帯はガラケー)案の定父からの留守電でした。

 

「あのー。すんません。なんか、色々聞きたいことがあるのに、通信手段がなくてどうしたらええのか・・・それでとりあえずあんたに電話したんやけど・・・」

と、かなーりくらーーーーくてブルーーーーーーーーーーーな声音。

 

何があった!!???

 

と慌てて電話をかけましたが、父は基本的に電話を取りません。

父からの電話を1秒の差で取り損ない、速攻で掛け直してもなぜなのでしょう、絶対に出てくれません。

そして、早い時は5分後、遅い時は数時間後に

「あんた電話した?」

とコールバックしてくれるんです。

今日も当然のごとく電話に出てくれません。

何か重大なことがあったのか?

と焦ってもう一度かけましたが、やっぱり出てくれません。

 

はー・・・・

と諦めて、車でポール(マッカートニーじゃない方)を迎えに行き、そこからリン父のマンションへと車を飛ばしました。

そして、タイミングよくというか悪くと言うか、運転中に携帯がジャカスカジャンジャン。

もちろんリン父です。

「ひいいいいー運転中じゃちゅうのに!」

鳴り続ける携帯に叫びながら焦って飛ばし、ポールに「スピード出し過ぎ!」と怒られるのがいつものパターン。

 

必死のパッチでリン父の部屋にたどり着くと、廊下で待ち焦がれていたリン父。

私たちの顔を見るなり

「何をしとったんや!!!」

「運転じゃ!!!」

早速親子ゲンカ。

 

「で?留守電の意味が超不明なんだけど、何があったの?」

と聞くと

「それが。通信手段が全て壊れてしもて、どうしようもこうしようもないんや」

は?

通信手段が?

って、何の通信手段?

「それは、外と繋がる通信手段や」

「・・・・って、外と繋がる通信手段って・・・まさか携帯じゃないよね?だってさっき電話してきたもんね?」

「いや。何かな?」

何かな?ってああた。

それはこっちが聞きたいんですけど。

「とにかく、通信手段や」

意味わからん!

「通信手段って、何、たとえばナースコール?」

「そうや。それや!寝てる間に何かしてしもたみたいで、壊れてしもたんや」

 

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!

私の説明を聞き、ポールが絶好調で絶叫。めちゃ楽しそうな顔つきに軽くイラっとくる。

 

急いで部屋に入り、ナースコールのボタンを見てみましたが、どこかが壊れている様子ではありません。

「これ?壊れてるの?」

と父に聞くと

「いや。それは壊れてなんかおらんで」

「・・・さっきナースコールのボタンを壊した、って言ったよね・・・」

「それとちゃうやつや」

「どれ?」

「違う通信手段や」

もう、ほんと、この時点で脳の血管300本ぐらい切れてます。

挙げ句の果てに、その一部始終を通訳させられるわけですよ、マッカートニーじゃない人のために。

発狂寸前。

 

「他に何も壊れた様子はないんだけど・・・」

「ええ?」

ええ?ってああた。

ええ?って言いたいのはこっちなんですけど・・・。

「そんでも、あんたに連絡する通信手段が壊れてしもたんや」

「私に連絡する通信手段が壊れた、と、携帯電話で連絡してきたわけよね・・・」

「ええ?」

また出た!ええ?って・・・ええ?って・・・・

「さっきこの電話から私の携帯にかけてきたよね」

「そうやったかなあ?」

「これ以外の何で私の携帯にかけてこられるちゅうんじゃ!!!!!!!!!」

「ほんまやな!わっっはっはっっはっっはっっはっはっはは!!ほんならわたしの勘違いちゅうわけか!!!!!わっっはっっははっはっっはっっは!!!」

 

ああ・・・・笑ってくれてありがとう・・・・

つ、つかれた・・・・・