みなさま。

わたくし、偉そうに「英語クイズ」とか書きましたが、わたくしアメリカ人ではないし英語もネイティブレベルには遠く及びません。

でも、この張り紙(?)はさすがにちょっと・・・と思いましてですね。

付き人マッカートニーじゃない方の人に

「これってどう?」

と聞いたところ

「いや。これはないわ」

という返事でしたので、あーやっぱりそうねよかった。。。

となったわけです。

でも、私がもしこれを書くとしたらこう書くだろうなあ、と思う英語が果たして正しいのか?

それは甚だ怪しいのですが、まずは私が訂正するとしたら、という例文を書いてみますね。

 

まずは最初のお店のトイレ張り紙です。

We beg to decline using of the rest room except our customer.

Bathroom is for our customers only.

 

いたってシンプルです。

多分、多くのニューヨークのレストランでは、こういう文言の張り紙なんじゃないかなと思います。

でも、これをオンラインの翻訳にかけてみるとこうなります。

 

間違ってない。

というか、意味は通じる。

『beg to decline』ってなんじゃい?って思うんですけど、日本人らしい「お使いにならないようお願い申し上げます」みたいな感じなんですかね。

多分これを作った人は、日本語をオンライン翻訳にかけたんだろうなあ、と思います。

しかし、何もかも全て間違っています。

カスタマーの綴り間違いなんて気にならないぐらい、全体的に大間違いです。

 

さて、次は大丸様

 

We refuse to bring in products purchased at other stores, eating and drinking.

Please do not bring in any products purchased outside the cafe.

 

 と、こうなります。

これで合ってるかな?

こちらも元の文をオンライン翻訳にかけてみるとこうなりました。

 

 

まあ、これもやっぱり意味は通じますよね。

でも、やっぱり英語としては間違ってますよね。

 

これを書いた人は、refuse を bring, eating, drinking全てにかけるつもりだったのだと思いますが、そもそも私がメルマガでしつこーく書いたように、refuseという単語はこのように「お断りします」という文脈では誰も使わないんだそうです。

 

どちらの英語もコメントに書かれていたように、丁寧にしようとしてわけのわからない英語になっている典型ですね。

それにしても、公の場にだす英語のサイネージなのに、なぜにそこらへんにうようよしている外人にちょっと聞いて確かめないんでしょうか?

あるいは帰国子女が一人や二人は会社にいるんじゃないんですかね?

 

さ。

今日はもう寝てしまったマッカートニーじゃない方の人に、明日私の英文を添削してもらいます。

合ってるかなあ。

間違ってたら恥ずかしいなあ。