うぬぬ。

風邪をなめてかかっていたら、存外に長引いてちょっと苦しんでいます。

熱もちょっとまだあるし、とにかく咳がひどいんです。今日なんて、インドかどこかからかけて来たとしか思えないセールスの電話にうっかり出ちゃったんですが、電話のオペレーターのおばさんに

「あなた具合悪そうだから寝たほうがいいわ」

と言われて電話を切られる始末でした。

 

さて。

セツオさんのインタビュー、ご好評いただいているようですね。

ご親戚や知人に「見える」方がいらっしゃる方も大勢いらっしゃると思います。

またはご本人が、というケースも多々あるかと。

そういう「見える」能力からはとんと見放されているものですから、私自身も興味津々。

あっそうそう。

『ロ』は私がインタビューを平打ちしている時に『リ』を間違って打ち込んだものと思います(←記憶にない)。

大変お騒がせいたしました。

 

では、続きをどうぞーゲホゲホ

 

 

 

『サイキックとして生きる決心』


リ「ところで、ずっと前に『サイキック能力が嫌で嫌で、なかなか受け入れられなかった』って言ってたと思うけど」

 

セ「そうなの。本当にいやで、ずっと隠してたの」

 

リ「それが人に知れ渡り始めた時期やきっかけは?」

 

セ「これ一筋でお仕事として始めるまでは、あんまり人にはっきりと言ったことはなかったんだけどね。でも、私は『メッセンジャー』として生まれたから」

 

リ「上からのメッセージを伝える役目ってことね」

 

セ「そう。だから、そのメッセージを伝えずに自分の胸にしまっておこうとすると具合が悪くなって寝込んだりしてた」

 

リ「言わないと言うよりむしろ、隠してた能力が自分からあふれ出すような感じ?」

 

セ「うん。ついつい口をついて出てしまうメッセージが正しかったので、大学の友達なんかが色んなことを私に相談してきたり、「アパートを借りようと思うんだけど、一緒に見に行ってくれる?」なんて頼まれたりすることがだんだん多くなった、ていう感じかなあ。よく考えると、小学生の頃からお友達に色々相談ばっかりされてたような気もするけど笑」

 

リ「でも、なかなか自分の能力を受け入れることができずに苦しかったわけね」

 

セ「そう」

 

リ「で、ようやく受け入れたのは?」

 

セ「前の会社を退職して、セッションだけで仕事をするって決めた時」

 

覚えてる。覚えてるよ、セっちゃんが「会社辞める!」って宣言した時のこと。

リ「私結構焦ったんだよね、あの時。大丈夫なのかセツオ!って」

 

セ「子供たちもティーンエイジャーでお金のかかる時期だったし、保健とかなーんにもなくなっちゃうけど、でも、上からのこれぐらい大きなメッセージは、聞かないとどうなるか自分でよくわかっているし、『今やらないと!』っていうのが限界に達した感じだった」

 

リ「そう。それからすぐ緊急輸血が必要になって入院したりもしたねえ。夜中に病院に駆けつけたの覚えてるよ。本当に心配だったよ、セッちゃん一人でちゃんとやってけるのかなあ?って。それが、しばらくしてナオちゃんが彗星の如く現れて、セっちゃんのサイキックとしての活動が軌道に乗り始めたんだよね」

 

セ「ナオすけがいないとわたしゃもう何もできませんわ」

 

ナ「はははは」

 

リ「そして、セッションオンリーで暮らしていくって決めた時から、自分の能力を受け入れ始めた、っていうことね?」

 

セ「そう。やっとね」

 

リ「それから何か変わった?例えば、サイキック能力が成長したとか?」

 

セ「うーん?どうかな」

 

ナオちゃんをチラ見。

 

ナ「常に成長していると思います」

おおお。さすが有能アシスタント。しっかり観察しているね。

 

セ「成長っていうか。なんかこう、花開いた、っていう気はする」

あーなるほどねえ。花開くって感じ、なんかわかるよ。

 

リ「今もサイキック能力は成長している感じ?」

 

セ「えー私わかんない」

 

ナ「しています。どんどん強まっていると思います」

 

セ「ずっと誰かのお役に立てるなら、っていう気持ちに変わりはないんだけど、サイキック一本でやっていくって決めてからは、仕事として請け負うサイキックとしての自覚が芽生えた、っていう気はします。そういう意味での成長は自分でも心がけているし、成長し続けられるようにと自分を律する気持ちは常に持ってるつもり」

 

そうか。そうだよね。セっちゃんのところに来る人たちは、みんなアドバイスや救いや勇気を求めてくる人たちばかりだものね。

 

セ「サイキックってみんな特別な能力だと思ってると思うんだけど、全然特別じゃないの。本当にみんな持ってるのよ」

 

リ「えでも私幽霊見えない」

 

セ「う、うん・・・まあそうだけど」

 

リ「セツオの心も読めない」

 

セ「私も無断で読んだりしないわよ」
ありゃ。

 

セ「そういうことじゃなくて、例えば、絵を描こうと思えばみんな描けるでしょ。でもみんながみんなプロとして絵描きや漫画家やイラストレーターとしてやっていけるのか、っていうとそうじゃないわよね。そういうことなのよサイキックも。絵を描いたり歌を歌ったり楽器を演奏したり文章を書いたりお料理を作ったり、そういう能力と同じことなの」
あーなるほど!
それはすごくわかりやすい!!

 

リ「じゃあじゃあ。私にもなんらかのサイキック能力があるのかな」

 

セ「あるわよフフ」

 

リ「そう言えば私、しょっちゅう夢に見るサイキック能力があるんだけど」

 

セ・ナ「へえー!どんな能力?」(お。結構掴みがいいな)

 

リ「ものを手を使わずに遠隔で動かすやつ。サイコキネシスだっけ?あれ」

 

セ「へー。じゃあきっと玲子ちゃんにはその能力が潜在的にはあるのよ」

 

リ「夢の中では『絶対できる!』って自信満々なんだけどね。で、起きた後もしばらく『できるはず』って思ってる」

 

ナ「へえー」

 

リ「でも実際にはできないんだけどなぜだろう」(当たり前じゃ)

 

セ「それは何か理性が邪魔してるのねきっと」

 

 

<いい笑顔ですセツオさん。続きはまた次号!ゲホゲホ>