無駄に四ヶ月という歳月をかけて、やっと登場です。

何せセっちゃんとアシスタントのナオちゃんにわざわざやってきてもらったのは、まだ放浪中のホテルのお部屋。

五月末だったんですよね。

その後、お引越しをして、それから日本に帰ったりロスに(遊びに)行ったり、締め切り仕事に追いまくられたりイベントやったり。

超バタバタしまくって、やっと一息ついたら風邪引くし。

本当に段取りが悪いです、わたくし。

 

それでもやっとご紹介できるセっちゃんのインタビュー。

セっちゃんって多分、特に初めてセッションを受ける人にとっては、

「どんな人なんだろう?」

「聖女?」

「怖いかも?」

なんて、いろいろイメージが膨らんでドキドキする対象なのではないかと思うのですが、そう、その昔尻松さんがうっかり口にした失言

「会うまではサイキックってどんな人だろう、ってドキドキしてても、会ってみれば、あれ普通のおばさんじゃん。って感じで・・・」

(↑この尻松発言で、私から裏拳炸裂。セっちゃんは「ちょっとー!!でもそうよ。そうよね。あっはっはっはは!!」と大笑い)

おばさんとは言いませんよ。言いません。

でも、『サイキックセツ』のパワーはもう皆さんご存知だと思いますので、サイキック・セツへの素朴な質問はもちろんのこと、私が普段見ているお友達としてのセっちゃんってこんな感じなんですよー、っていうこともインタビューを通してお伝えしたいと思います。

 

では。

 

セっちゃんインタビュー<1>


先日、どうしてもどうしても必要があって、ものすごく久しぶりにサイキックとしてのセっちゃんにリーディングセッションをお願いしました。
彼女に正式にセッションをお願いするのは、クライアントとして初めて出会った2008年以来3度目です。
もちろん、お友達としてずっとお付き合いをしてもらっている間にも、ふと「あ」と降りてきたメッセージを教えてもらうことや、超失礼ながら「お財布無くした!!どこにあるか教えて~」と電話をして大笑いされたことなんかもありましたけれど、きちんと依頼してセッションをしていただいたのは本当に久しぶりだったんです。
そして思ったのは、ああやっぱり彼女はすごい。
ということです。
そして、どんな風にすごいかということを、私の言葉だけで説明するのはとっても難しいので、この際一度インタビューみたいなことをさせてもらおうかな、と思いつきました。
お友達なので言葉遣いがフランクですが、ちゃんとしたインタビューです。
そして、途中で井戸端会議になったり、大笑いして話が逸れまくったりしたのもお約束通り。
でも、サイキックとしての『節先生』だけでなく、女らしくて暖かくて気が弱いような気が強いような、大人なような少女のようなセっちゃんや、可愛らしくて男らしくて勇気があって、結構無鉄砲なところもあるけれど、自分が授かった能力を誰かのために役立てたいという心だけは一点の曇りもないセッちゃんの、人としての魅力もお伝えできれば、と思います。

 

『サイキック能力の目覚め』
リンコ(以下リ)「ということで、インタビューをするにあたって質問を用意したんだけど、時系列がめちゃくちゃであっちに行ったりこっちに行ったりするかもだけど、宜しくお願いします」
セツ(以下セ)「よろしくお願いします。いやー恥ずかしいわー」
アシスタントのナオちゃん(以下ナ)「よろしくお願いします」

 


リ「まずはいきなり本題から入るけど、自分のサイキック能力に気づいたのっていつ頃?」
セ「いつ頃かなあ・・・多分小学生ぐらいに、なんかちょっと違う?って気がついたの」
リ「どんな風に?」
セ「例えば部屋に入ってそこにランプがあるのが見えると、誰も『そこにランプ見える?』とは聞かないじゃない?それと同じで、私も自分に見えているものが他の人には見えていないかもしれないなんて全然思わなかったから、もちろん『あのおじさん見える?』とかいちいち言わなかったんだけど、ある時からなんとなく『もしかしたら他の人と自分は見えているものが違っているのかもしれない』って思い始めて」

リ「それでどうした?」
セ「大ショックで。。。自分は気が狂ってるって思って、本当にショックだった」
リ「それでどうした?」(インタビューになってないがな)
セ「でもね、お母さんは気がついてたみたいなの」
リ「セっちゃんのお母さんは、セっちゃんの能力に気がつかれていたのね。どんな風なリアクションだった?」
セ「それがねえ。特にリアクションとかはなかったのよ。無理に黙らされたりとかもしなかったし。でも、あれはいつだったかな。私が20歳ぐらいの頃だったかなあ。お母さんに言われたことがあって」
リ「ほうほう」
セ「私、子供の頃から体が弱くて、空気が綺麗な母方の田舎に療養に行くことになったのよね。そこでまだ小さかった私の手を繋いで母が歩いていたら、母の学生時代の同級生とばったり出くわして。その同級生の女性がかなり霊感が強い人だったみたいでね。私を一目見るなり『この子、霊感が強いでしょ。将来ものすごく人を助けることになるわよ』ってお母さんに言ったんだって」
リ「ヘエエーーー!そりゃすごい」
セ「でも、お母さん、なんでそれをもっと早く言ってくれないのか」
リ「そりゃそうだわ。物心つく前にそんな予言をされていて、しかもその後セっちゃんが能力を受け入れられず苦しんでいたのに20歳になるまで・・・もしかして忘れてたとか?」
セ「それはないわー。だって、お母さんにも能力があったのよ」
リ「ありゃまっ!」

 

 

『セっちゃんのお母さん』
セっちゃんのお母様は、西洋の血が入ったそれはたいそう美しい女性だったそうです。緑と茶色が混ざった薄い美しい瞳と、抜けるように白い肌。そしてセっちゃんも受け継いだ、美しい黒い巻き髪。なんてロマンティックなんでしょう。

リ「その。お母様が西洋の血が混ざってらしたってところなんだけど、どこの血が?お母様がハーフでセっちゃんがクオーターとかなの?」
セ「え。わからない」
そこはわかろうよ!!
セ「だって、お母さんに聞いても『ええ。わからないわー』って言ってたもの」
そこはわかろうよお母さんも!
セ「母方のおじいちゃんも、日本人にはありえない鼻の高さと色白さでねえ」
リ「そりゃいいけど。いいけど。何とかしてよ。知りたいんですけど、どういう血が混ざってどうなってるのか!モヤモヤして眠れないよ!」
セ「だってわからないもーん」
リ「あ・・・そう・・」モヤモヤモヤモヤ
セ「でね。私が昔住んでいた中目黒のアパートに、男の人が居たんだけど」
リ「え。男の人って、それは普通に彼氏っていうんじゃ・・・」
セ「じゃなくて、見えないはずの人ね」
ヒー。ちょっとコワい。
セ「でも、そのアパートが本当に気に入ったし、彼も悪い人じゃなくて、ただなんとなくそこにいるだけだったからまあいいか、と思ってそこを借りたの」
度胸ありすぎか!
セ「でね。海外出張の日に、お母さんに飼ってた猫のお世話を頼んでたんだけど、帰ってきたら『ねえ。このアパート、男の人がいるわねえ』って言うのよ」
リ「お母さんが!」
セ「そう。お母さんが。それで、『わーお母さんも見えるんだー』って思って」
リ「普通の態度すぎないか、二人とも?」
セ「しかもねえ。お母さんたら、『外に出た時にちょうどお葬式の車が通りかかったから『あの人を連れて行ってあげてくれませんか?』ってお願いしてお家に戻ったら、あの人居なくなってたわー』だって」
リ「だって。てああた。それって」
セ「そうなのよー。お母さん、彼を上にあげてあげちゃったのよ」
リ「普通に?」
セ「そう。普通に。で、お部屋に戻ったら本当に居なくなってたから、わーお母さん、上にあげてあげたんだーって」

すごい話を普通に語りすぎますセツオ親子。
そして結局、お母様がどちらのお国の血が混ざっているのか、わからずじまい。謎のままです。モヤモヤ。

 

<なんとサイキック親子だったとは!長くなったので明日に続く>

追記・修正:すみません・・・・ロじゃなくてリでした。なぜこんなことに・・・