いやー。お久しぶりの登場尻松さんです。

彼と初めて出会ったのは、ああ懐かしい何年前だったかしら。平成中村座がNYにやってきて、お友達のアサミちゃんと一緒に観劇に行った夜のことでした。

アサミちゃんは、かの中村扇雀さんと古い知り合いでしたので、楽屋まで訪ねて行き、お目にかかることができた上に、夕食をご一緒させていただくこともできたのです。

そう、あの時、楽屋を訪ねて今は亡き勘三郎さんともお話できました。

階段を下りながらくるっと振り向いて、「必ず読みますからね!」と私が差し上げた数冊の著書を手にそう言ってくださった勘三郎さん。いただいた手ぬぐいは今や宝物です。

 

そして、お夕食をご一緒したのが扇雀さんと七之助くん。

二人ともそれはそれはチャーミングな男性方で、楽しい時間でした。さらにその上に、お食事をしていたレストランに当時ヤンキースの松井さんまで登場。

わたくし、そういう時に騒いだり写真を一緒に撮ったりするタイプではないのですが(いやほんとに)、この時ばかりは千載一遇のチャンスだったので思い切って松井さんと一緒に写真を撮っていただきました。

ご本人、あんまり愉快そうじゃなかった記憶がありますけどね。

レストランのご主人にも扇雀さんたちにも、ご迷惑だったなと今でも反省しています。

 

そして、肝心の尻松さんです。

彼はその時、扇雀さんたち御一行をアテンドするいわばエグゼクティブエージェントとして全てを取り仕切っていたのです。私が彼と知り合ったのはこの時でした。

あの目立つ長身なのに、影のように存在をうまく隠して、ひっそりとスターたちの背後で色々と取り仕切っていた彼は、レストランのカウンター席でも一番端っこに陣取り、静かにほぼ発言せずにお寿司を食べ、お酒をすすっていました。

お友達になってみると、結構おしゃべりだし(特にお酒が入ると)、可愛らしいし善人だし、そして泣き虫で最高に笑わせてくれる、男友達でもあり女友達でもあるような、不思議な関係です。

さて。

尻松さんの私生活ご紹介や近影掲載は、改めて近々させていただくとして、今日はクイックで彼のご回答をご紹介しますね。

 

(1)リンコさんとの友達歴は長いかと思いますが、リンコさんと最初に会った時の第一印象は?

ー 年齢不詳

 

(2)尻松さんから見たリンコさんってどんな女性ですか?

ー どんな女性…? う〜ん、不思議な人

 

(3)・ニューヨークで一番好きな場所と嫌いな場所
・(季節にもよると思いますが)ニューヨークの一日で、好きな時間帯とその理由

ー 好きな場所-早朝のセントラルパーク、週末のマンハッタン
嫌いな場所-この時期の地下鉄のホーム(暑過ぎる)

 

(4)「リンコさんの癖」出来れば「変な癖」

ー 癖に気づいたことがないと思います。

 

ふーん。

そういう感じなのかあ。不思議な人ねえ。

この時期の地下鉄のホームが暑すぎていや、っていうのはすっごく共感します。

コンちゃん、フンフン、チョビ、リン母にも聞いていますので、随時ご紹介しますねー。

フンフンなんて、まさしく噴飯ものの回答ですよ。プンプン。