さて。ひっぱりにひっぱりまくった割に、大したオチがなかったこのポール劇場ですが、最後に登場するのが我らがヒーロー(?か?)。ファイアファイターポールです。
そう。
マッカートニーじゃない方です。
遡ること、ええと、あれはどれぐらい前ですかね。
彼がバカ丸出しな理由で両膝の半月板を損傷し、もう手術をしなくちゃ治らないかも、という事態になったのは、ブログを遡ると約1年前じゃありませんか。
もちろん、小心者のくせにめんどくさがりのポールは、なかなか病院に行くことも手術日程を決めることもしないまま、今年の6月まで普通に消防士として勤務し続けていました。
なんか老眼のせいで消防車を運転していても、ビルディング番号が見えないとか、道路標識が見えないとか、恐ろしいことばっかり言ってはいましたが、それでも難なく勤務していた様子なんです。
ところが。
私が日本滞在中、リン両親ドラマに振り回されている時に、ポールはポールで何を思いついたのか、またもやFDNYのドクターの診察を受けた様子。
実は1年ぐらい前から「肩が痛い、肩が痛い」と言い続けていたポール。
「そりゃあれよ、50肩よ」
と私がいうと、
それは違う。そんなわけのわからないものはこの世にない!
と言い張りつづけていました。
アメリカにだって50肩はあると思うんですが、そんなものはないと言い張るポール。
調べてみるとFrozen Shoulder(フローズンショルダー)という呼び名のようなんですが、とりあえず年寄り臭い呼び名が嫌なのか何なのか、絶対違う絶対違うといい続けていました。
あ。余談ですが、アイルランドにはDirty Mouthという何かの症状があるらしいんですけどね。一体全体何なのかわからないんですが、ポールが「そんな50肩なんてわけのわからんものはDirty Mouthと同じぐらいありえない」と言い張っていたので、多分なんかわけのわからないアイルランド特有の何かなんだと思います。
で、その50肩騒動から一年。
本人が何も言わないので、私の方はすっかりそんなことは忘れていましたが、どうやら肩の痛みがずっとずっと続いていたらしく、ついに観念してお医者さんに診てもらったようなんです。
そして下された診断が、これまたよくわからないんですが、『肩の関節がグゲっと外れてそこから筋肉やらなんやらいろんなものがブビッと剥がれた』っぽいものでした。
聞いてるだけで痛そうです。
ポールからの電話で聞いて、ぐええええーっとは思いましたが、わたしゃリン両親のお世話でそれどころじゃなく、ちょっと流して聞いていたんですよ。
まあ、恐竜が大きめのサルみたいなもんだし、怪我したってすぐ治るんだろうな、ぐらいに思って。
ところが、NY帰国が近づいたある日。
またポールから電話が。
「君が帰ってくる翌日に手術だから、翌日からしばらく面倒見てもらわないと死ぬ」
おいこらまたんかい。
わたしゃ2ヶ月半にも及ぶ過酷な老両親介護の果てに、やっとやっとやっと帰るんですよ。愛しのNYに。
それがああた。
帰った翌日からしばらくデカイ男の面倒を?
なぜ?
「だって右肩を手術して、6週間は腕をつるしたままだし」
ろ。ろくしゅうかん!
「多分手術は2時間半ぐらいかかるらしい」
ににににににじかんはん!!そんな大手術に??
「大怪我だって言われた・・・」
大怪我。
ってあんた、まさかもしかしてまた、どっかのトイレで箒の両端に水の入ったバケツをぶら下げてウェイトリフティングをしてたら箒の柄が折れて肩に当たったとか、そういう原因とかじゃないだろうな・・・。
<引っ張るつもりもオチもないんですが、長すぎるのでまた明日〜>