あーあ。なんか引っ張りすぎてだんだん申し訳なくなってきました。

だって、かのイケメンパティシエは、本当にただのアメリカ人。

あれがジョン様でしたー。とか、ジョン様の生き別れの弟でしたー。

とかだったらセンセーショナルなんですけどねえ。

そうそう。

そういえば、ジョン様の甥っこの一人が、ポール(マッカートニーじゃない方)の消防署に勤めているファイアマンなんですよね。

ショーンっていう名前の、ダークヘアのダークアイでジョン様とは似ていないけど彼もかなりのイケメンです。

一度話をしたことがあるんですが、何を言ってるのかさっぱりわけがわからん若者でした。

 

さて。

バスの旅はまだ続きます。

このイケメンパティシエは、メットライフスタジアムの真裏に住んでいたそうで、今でも実家はそこにあるんだそうです。

そして、この日一緒にコンサートに行く友達のレストランもスタジアムの通りを隔ててお向かいだとか。

この時点でトンネルをようやく抜け、目の前にはニュージャージーの畑(?か?)や青空がババーンと広がって、はーマンハッタンと全然違うけど気持ちいいわー、という風景が広がっていました。

バス乗り場を出発して、およそ40分後ほどです。

 

「ところで、スタジアムまで何分ぐらいかかるの?」

と訊くと

「あー。渋滞してなければマンハッタンから15分ぐらいかなあ」

目をゴシゴシこすりながらいう仕草がまたなんともイケメン。

彼のユーモアのセンスも伝わってきます。

いやいやいやいや。素敵じゃないか。

 

そこから5分ほどでスタジアムに着き、二人揃ってバスを降りました。

降り立った時、ジョン様もどきイケメンパティシエが長身で足が長くてとってもスタイルが良いことも発見。

うーーーーーーん。

近頃滅多に見ない逸材。

 

バス降り場からスタジアムまで、少し距離があったので、なんとなく彼と連れ立ってスタジアムまで歩きました。

そして、

「僕の名前はロバート。君は?」

「レイコ」

名乗り合って握手をし、

じゃあ僕は友達のレストランに行くから。

話ができて楽しかったよ。

 

と言って彼は去って行きました。

 

ちっ。もったいない(は?)。

連絡先ぐらい聞いときゃよかった。(おいこら)

 

しかし、振り向くと目の前にはメットライフスタジアム。

ああ。ポール(マッカートニーの方)がすぐそこに。

もうわたしゃポール(マッカートニーの方)のことで頭がいっぱいで、ロバートさんのことはすっかり忘却の彼方となりました。

 

↑下の影はロバートさん。

 

↑ぬううううー。盛り上がる!!

 

それからチケット受け取り窓口まで走り、セキュリティゲートをくぐろうとすると

「お弁当は持ち込み禁止だよ」

と、手にぶら下げていた紙袋を指差しながら言われました。

 

えええええええええそんなそんなそんなこれはわたしの命綱晩御飯お昼ご飯も食べずにここまできたわたしの命綱命綱命綱お願いお願いお願いなんとかしてくださいペコペコペコ。

土下座しかねない勢いでお願いすると、ハーとため息をつき

「じゃあ君のバックパックの中に入れて。それで入っていいよ」

と許していただきました。

いやーよかった。

スタジアムの中でお弁当を買えるかどうかわからなかったので、マンハッタンから買っていったサンドイッチ。

スタジアムにはたくさんのお弁当ブースが出ていたけれど、ホットドッグとかローストビーフとかチャイニーズとか、あまり健康的でないものばかり。

炭酸水とサンドイッチを隠しもち、いそいそと席に向かいました。

↑あードキドキ。

 

自分の席を見つけ、ドスっと座り、まずはグッズを買いに走りました。

今回は、ツアーシャツを二枚とバンダナ一枚、ツアーパンフレットとキャップを購入。

家にはポールTシャツが溢れかえっているんですが、特にツアーの日程が印刷されているツアーTシャツは買わずにはいられません。

外で着る予定は全くないんですが、それでも買わずにはいられません。

 

大満足で席に戻り、さあお弁当を食べようとまずは炭酸水をあけると、ブッシャーーーーーーーーーーーーーーー!!と大爆発。

ジーンズがビッショビショ。

まじでそこらじゅうに炭酸水が撒き散らされました。

周辺がまだ空席でよかった・・・。

↑少し乾いてきた。

 

↑このぐらいの距離。うー、微妙。

 

最前列とか前から3列目とかで見たいなあ。

次のツアーではなんとかがんばって5列目までの席をゲットするようがんばろう!

 

↑こんな感じ。

 

相変わらずパワフルで、3時間のコンサートを一人で歌って演奏して立ちっぱなし。

いや。

今回は気のせいかな。

ピアノに座る曲がちょっと多かったような?

何せ本当に本当に暑い日で、夜になっても蒸し暑くて観客の中には熱中症で気分が悪くなる人もいたぐらいです。

まあ、演者もそうなら観客も年齢層高いので、仕方ないですかね。

 

で、ポール劇場のもう一人のポール。

そう。

マッカートニーじゃない方のあの人の近況です。

それはまた明日ー(またかいな!!)