ついにセミがミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミン鳴き始めましたねえ。
朝からミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミン聞いてると、蟬時雨とはよく言ったものだと日本語の美しさと絶妙さに感心しきりです。
五月の始めに両親の退院に合わせて帰国し、まず始めに行ったのは玄関先にドカドカドカと置かれていた頂き物の鉢植えを移動することでした。
母の緊急入院に合わせて大急ぎで帰国した今年の始めに、まず巨大な鉢植えが五−六個リビングルームを占領し、その周辺をわけのわからんゴミが取り巻き、その中に埋もれていたリン父を救出してリビングは綺麗に整理整頓できたのですが、その後父が入院し、私一人暮らしになって快適に整えていた部屋は、両親の退院とリン母の再入院でまたもやごじゃごじゃに。
今やほとんど廃墟同然になっていますが、せめてお玄関先と私が使う部屋だけでも快適にしなければ・・・ということで合間を見ては作業していました。
そんなわけでまずは枯れてしまった可哀想な胡蝶蘭の鉢植えちゃん達を、お庭に移動してしばらくした先日。
大雨が降ったりギンギンかんかん照りになったりしていたので、あーあ。繊細な胡蝶蘭達はもう本当にダメだなあ。いや、もう枯れてたけど、さらに可哀想だったなあ。
と思ってふと庭先を見ると。
お。
おや。
あれ。
白い美しい花が咲いているじゃあありませんか。
ひえー。
胡蝶蘭はお世話が難しく、毎年花を咲かせるには相当手間をかけてお世話しなくちゃならないと聞いていたのに!
なんて素晴らしい自然の力とお花のパワー。
嬉しい。
嬉しいな。
枯れたと思っても、また力強く咲き誇るお花を見ていると、勇気が出てきました。
頑張れ胡蝶蘭。
頑張れ私。
頑張れリン父母。
頑張れみんな。
↑母が大切にしていた、美しいあの人から頂いた胡蝶蘭も咲いてるよ!
↑母が毎日丹精込めてお世話していた胡蝶蘭。