ハスキーソリ。
乗りました。
砂利道をドえらいスピードで走るので、あごがガクガク。
ソリには二人乗車可能で、後ろにはマッシャーが乗ってソリをコントロールします。


↑出発前のやる気満々ハスキーたち。カオスです。


↑途中でウシの散歩に遭遇。これまたカオス。

合計2時間ほどのライドでしたが、ソリ用ハーネスを装着するお手伝いをしたり、ソリ引き犬の選別から連行(?)まで、全て体験・目撃できて、一生に一度の貴重な体験でした。
ハスキーたちは、ソリを引くことが楽しいというよりは、何がなんでもとりあえず外に出て走れることがうれしくて仕方なくてコーフンが抑えられないという感じで、ソリ引き犬を選ぶためにスタッフがハスキーオリに近づいていくと、遠吠えやらジャンプやら走り回るやらなんやらで、ハスキー牧場は蜂の巣をつついたような大騒ぎになります。
1日に運動させる犬は16頭ずつ。
ローテーションで50頭(正確には子犬や妊娠している母犬を除くので、40頭ぐらい)を毎日運動させるので、オーナーご夫婦は太る暇がないんだそうです(そりゃそうだ)。
ソリ引き用犬たちのほかに、ハウスペットのマウンテンピレネードッグが一頭と、引退したリーダーハスキーも庭でのんびり隠居生活を送っていました。
50頭中、リーダーを務められるのはほんの3-4頭で、リーダーは『賢く』『速い』ことが条件だそうです。
そして、一番後方にいる二頭は『力が強い』ことが条件。

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↑ハスキーライドの写真です。先頭を走るリーダーくん。今は12歳。隠居生活を楽しんでいます。

本当に優秀なソリ引き犬たちにはあってはならないことだとマッシャーのコンラッドさんが言っていましたが、今回は練習ライドだったせいか、ライドの最中にほぼ全頭がウ⚪︎コやおシ⚪︎コをしてしまい、その度にソリ停車。
あまりにもかわいくてゲラゲラ笑ってしまいました。

同じハスキーでもチョビとは全然違う人生を送っているハスキーたちですが、オーナーのコンラッドさんとインガさん(ドイツから来たご夫婦)にとても愛されているのがよく伝わってきました。

もしかしたらのもしかしたでチリに旅行のご予定がある方は、ぜひ一度ハスキー牧場体験してみてください。
ちなみに、わたくしこちらの牧場で初めての日本人客だったそうです。
過去にアジアから来たお客は、台湾からと香港からの2組だけだったそうです。

あー。
ハスキーたちが恋しい。
金網でかこまれた屋外のフィールドで数頭ずつ共同生活しているので、みんなドロドロに汚れてて抜け毛がすごかったけど、みんなかわいい顔をして、撫でて撫でてと金網越しに体をすりよせてくる様子が本当にいじらしかったです。
3月4月は子犬が生まれる季節だとか。
その時に見に来たかったなー。
はー。。。
今日もハスキーボケです‥。
一頭ぐらい盗んできてもバレないんじゃないか、と一瞬思ったけど、全員に名前をつけ、全員の性格や好み、健康状態を完璧に把握しているコンラッドさんとインガさんの話を聞いて断念。

ハスキー牧場



↑こういうキャビンに泊まって、一泊60ドルぐらい。暖炉もついていました。

お宿の周りには巨大な羊が数頭(彼らのペット羊)(全然毛刈りしてもらっていない)うろついていて、キャビンのドアまでやってきておやつをねだったり、アヒルが家の前で待ち伏せしておやつをねだったり、かなり非日常的な体験ができますよー。