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みなさんにはリン父リン母へのお見舞いのメッセージやコメントをいただき、本当にありがとうございます。

おかげさまで無事ポリープ切除の手術は終わったようです。
リン父はいつも通り元気いっぱいのようでして、手術中ドクターに
「小さいポリープがいくつかあるので、これは今回は置いておいてまた次の機会に…」
と言われ、
「なんでや!全部一緒に取ってくれたらええのに!」
と叫んだそうです。
いやでもほんと。
高齢なんですから、何度も下剤を飲んだり入院したり、局所とはいえ麻酔を打ったりするのは負担になりかねませんから、一度に全部すませてくれればよかったのに…と私もちょっと思いました。

とはいえ、とにかく無事に終了して一安心です。

リン母はと言いますと、リン父手術当日、駅までタクシーに乗ろうと電話をかけると
「大雪で全て出払って配車できません」と断られたそうです。
予約しておけばよかったのに、と思いますが、昭和一桁世代は『タクシーに乗る』ということ自体、ドエラい贅沢だと思うようで、配車予約など思いもよらなかったようです。

大雪の中、もし通りすがりのタクシーが運良く来たら乗ろうと思ってヨレヨレと表通りまで出かけたそうですが、私の実家近辺は流しのタクシーなど滅多に通りかかりません。
仕方が無いのでバスか徒歩で駅まで行こうと思ったそうです。

表通りにたどり着くと偶然タクシーが通りかかったらしいですが、運悪く反対方向行き。
私だったら強引に手を挙げて、反対方向でもなんでもいいから行ってもらうところですが、これまた昭和一桁の大和撫子には、そんな暴挙は思いもよらなかったようで、またもや仕方なく通りを渡って自分の行きたい方向へ向かう流しのタクシーを待つ事にしたリン母。
するとなんということでしょう。
通り過ぎた反対方向行きのタクシーが、Uターンして戻ってきてくれたそうです。
乗り込むと
「奥さんが乗りたそうにしてはったから戻ってきました」
と親切な運転手さんが言ってくれたそうです。
ああ。
世の中捨てたもんじゃないですねえ。
なんて優しい運転手さん。
うちの母がお世話になりました。本当にありがとうございます。

そんなわけで生まれてはじめてタクシーに一人で乗ったリン母、二日連続一人タクシーです。
毎晩一人で晩ご飯を食べるのがとても寂しいようで、
「早くお父さんに帰ってきてもらわなくちゃ」
と言い続けています。
リン父がいないと食欲まで落ちる甘えん坊のリン母。
私としても早うリン父に帰宅してもらわんと、気になって気になって仕方ありません。

あ。でも今日退院だったかな。
親切なタクシーの運転手さん。
お世話になった病院のみなさん。
そして、お見舞いのコメントをくださったみなさん。
本当にありがとうございました。
はーやれやれ。