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ようやくアップできます、カオスなハスキー牧場。
動画の出来がこれまた最悪で、見ているだけで目が回りますが。

車で適当に見当をつけて行ってみたら、ドンピシャでハスキー牧場にたどり着けました。
ただ、たどり着いたと言っても冬場しか営業(?)していない橇引き牧場。
ただそこに行ってハスキー達にあえるとは限らなかったんですが、ラッキーにも牧場主のアンドレさんがいらっしゃいました。

トイレ休憩に入ったB&Bで
「この辺りにハスキー牧場があるんじゃないかと思うんですけど」
と訊いたら
「ああそりゃ隣だよ」
と教えてくれました。
隣っていっても車で10分ぐらいの隣です。

大通りから狭いあぜ道というか獣道というか、道とも言えないような道をゴトゴトと入って行くと、突然百万頭ぐらいの犬の吠え声が聞こえてきましてですね。
そりゃ犬好き動物好きの私でも、すぐに車を降りるのがためらわれるような吠え声なんですよ。
マジで二百頭ぐらいはいるかも、と思えるようなエグい騒ぎです。
しばらく車の中でためらっていると、お家の中から長身のおじさんがのっそりと出てきました。
牧場の主で犬達のご主人であるアンドレさんです。

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↑アンドレさんとリーダー犬。

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↑剃り引き用のリードがどっさり。スゴいわー。


リーダー犬くんは御年12歳。壮年の男子です。
リーダーとしてまだ群れに君臨はしているものの、橇を引くのはそろそろ引退だそうです。
アンドレさんのことをこよなく愛しているようで、他の犬や私がアンドレさんに近づくと、だだだーっと駆け寄って来てアンドレさんに飛びつきます。

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↑リーダー一家(?)


フェンスに囲まれた犬のフィールドは、もう一言でいってカオス。
それぞれの犬小屋があって、全員鎖でつながれており、メスとオスはまた別のフェンスで仕切られています。

私が入れてもらえたのはオスのフェンス。
この連中が死ぬほど吠えたくっていたわけです。
アンドレさんがフェンスを開けると、異様にコーフンしたワンコたち。
ドエラい騒ぎになりました。

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↑フェンスが開く前からドえらいコーフンぶり。

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↑手前の、背中に黒丸があるヤツ。ちょっと落ち着けよ。

黒丸ちゃんは『ブランシュ』というお姫様のようなお名前ですが、れっきとした男子で、しかも狂ったようなコーフンぶりで、弾丸のように走り回っていました。
どのワンコもとっても人慣れしていて、大コーフンで大暴れはしていましたが、人間に乱暴するような子はいません。
というか、人間のことをこれっぽっちも気にせず、ただひたすら大暴れっていう感じで、なんかもう、ハスキーって、ハスキーって……無茶苦茶……。
それに、ハスキー牧場というものの、チョビっぽいデザインの子はほとんどおらず、アンドレさんに言わせると、全員アラスカンハスキーとシベリアンハスキーのミックスなんだそうです。
ていうか、アラスカンハスキーなんていたっけ?
アラスカンマラミュートの間違いじゃなくて?
でもアンドレさんは「アラスカンアスキーアラスカンアスキー」と言い続けていました。フランスなまりの英語なので、Hを発音しないせいでハスキーがアスキーって聞こえます。

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↑手前の子、ちょっとだけチョビっぽいデザイン。

さて。
ハスキー阿鼻叫喚の中、やっぱり居ました気のあう子が。

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↑ここに。

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↑小屋の下に隠れてます。

ギャーとなっているアホ共の中、小屋の下(なぜ下?)に居を構え、一人静かにバカ共を見ている様は、特に冷たいとか孤独というわけではなく、でも『あいつらと一緒にされたくない』というプライドが見えるような……(ただの気のせい?)

気になって小屋下ちゃんを見ていると、はたと目が合いました。
すると、寂しげな表情がぱっと笑顔になり、ごそごそーっと小屋の下から出て来て、お耳をペターと寝かせてご挨拶に来てくれましたー!いやーん。カワイイ!!

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↑こんにちはー。

ルンルンとした足取りで、お耳を寝かせたまま
「触ってください」
とすりよってきました。
うう。かわいい。かわいいかわいい。

アンドレさん。
犬達のブラッシングには全く興味がないようで、どの子も換毛期後の半ハゲ状態。
私にすり寄って来てくれた小屋下ちゃんは『ソロ』という名前で、兄弟犬たちの中、一頭だけ別の親から生まれた子なんだそうです。
だから一人で小屋の下にいたのかな。
そう思うとちょっぴりかわいそう……。
そしてソロも、下半身がツルっぱげで上半身はモサモサでした。
ああ。
次もしソロにあえる事があったなら、絶対ブラッシングしてあげたい!
そんでもって、いっぱいいっぱい遊んであげたい!

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↑ご挨拶が終わると、また小屋下にそそくさ。

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↑そしてじいいいっっ。


あー。それにしてもほんとううううううううううううっっっっに、ハスキーってカオス。
チョビがなんとなくまとまりのつかない性格だったのが、なんだか納得できました。
限りなく野生に近いのね、ハスキーって。
それと、牧場主のアンドレさんが、前歯がほとんどヌけてなければ、かなりな長身ナイスボディーの、ハリウッドスターになれそうな渋い中年イケメンだったことも、後から気がつきましたとさ。


↑カオス。