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やれやれ。
どうにかこうにか少しずつ声が出るようになってきました。
昨夜は、マンハッタンの生き仏コタパ様がたくさんの美味しい食べ物を差し入れしてくださり、お腹減ったけど出かけても声でないしどうしようああどうしよう、となっていたものですから、マジで涙が出るほど嬉しかったです。
超美味しい食べ物の山に囲まれ、幸せいっぱい夢いっぱいお腹いっぱいポンポコリンになって、久しぶりに熟睡できたおかげで、今日は仕事復帰できるぐらい元気になりました。
……ていっても、会う人会う人に、私が一言発した瞬間「あっ!」と言われるぐらい酷い声でして、コレ、ヨンさまに会うまでに治しておかないと(いつ会うと?)大変なことになってしまいます。
どんな声かと言うと、わら半紙を中途半端に咀嚼して飲み込んだら喉の途中に引っかかったみたいな感じの声です。


それはどんな声じゃい。
というつっこみは無視して、今日からまたハワイレポです。

ラナイ島から決死の覚悟単発機飛行で移動してきたマウイ島。
ラナイ島に比べると、なんて大都会なんでしょう。
空港からお出迎えのシャトルバスに乗り込み、すぐ近くのレンタカーオフィスに向かいました。
最初、普通のSUVを予約していたんですが、係員の口車に乗せられ、はっと気づいたらオープンカーを借りてしまっていました。
いや。
かっこいいしすっ飛ばせるし、嬉しいんですけどね。
レンタカーオフィスから約40分ほどのドライブで到着したのが宿泊先『マケナビーチアンドゴルフリゾート』です。
この一見伊豆か熱海か?な感じのホテルは、実は前オーナーが日本の、えーと、確かプリンスホテル系だったはずです。だからホテルの中庭が日本庭園風だったり鯉がうじゃうじゃ泳いでいたりするんですね。小耳にはさんだ話ですと、プリンスホテルはこのホテルを$60ミリオンで購入し、ああもうだめだ売っぱらっちまえ、となって$6ミリオン、そう購入時の十分の一の値段で売却したんだとか。ああかわいそう。でもって、次に買い取ったお金持ちの人は、得しましたねー。ていうか、こんな広大な土地と建物を、本当に$6ミリオンで購入できるんでしょうか……?

さて。
ここでまたお部屋選びのポイントです。
基本的にこちらのホテルの売りは『全室ラナイ(バルコニー)』付き。
そしてそのとおり、広々としたラナイはなかなか快適です。

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↑これじゃ何が何やらわからんので……

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↑オフィシャルフォトです。

いやー。この写真はちょっと良く撮れすぎなんですけど、でもまあ限りなくこんな感じです。
オーシャンビューサイドからなら、オーシャンフロントやオーシャンビューだけではなく、パーシャルオーシャンビューのお部屋でも、広々としたラナイから綺麗な緑と美しいマウイの青い海が見えます。
私が泊まったのはパーシャルオーシャンビュー。
ビーチから最も遠いビーチサイドのお部屋で、『高層階キボンヌ』とお願いしていたら、5階建ての3階のお部屋になりました。
「もっと上の階はダメ?」と訊くと
「全室ソールドアウトなので……」とやんわり断られました。
それでもしつこく「どこか明日か明後日からでも良いから、ビーチよりで高層階のお部屋が空いたら教えてもらえませんか?」とお願いすると「オッケー」とのお返事で、しかもこの時ビーチからはより遠くなるけれど、一階上の4階のお部屋を三日後から仮押さえしてくれました。
角度を考えると、多分上の階に移動したほうがより眺めがよくなると思ったので、結局このお部屋に三日後に移動。
このホテルはちょっと不思議な構造になっていて、下層階に行くほどラナイが広く前に突き出しています。つまり上の階に移動すると、ラナイの奥行きが狭くなって行くんです。おそらく下層階からもよくビーチが見えるようにという配慮だと思います。
ただ、同じカテゴリーでも山景色サイドのお部屋はちょっと哀しい感じです。
メイドさんがお掃除をしている時に、いろんなお部屋に忍び込んでビューを確認したんですが、山側の下層階はビューはゼロ。挙げ句の果てに施設拡張工事中で、工事の騒音は酷いわ、窓の真ん前はブルーシートばりの壁だわでちょっと悲惨でした。
いずれにしてもこのホテルに泊まる場合、どのカテゴリーであっても、ビーチへの距離より上層階を優先したほうが良さそうです。
お部屋が空いてさえいれば、アップグレードはお願いすれば快く受けてくれるようですので、是非お試しを。

ちなみに、『2011年に改装した』とウェブでは謳っていますが、なぜかお部屋の中も施設内部もかなり古びた感じがそこかしこに残っていて、とても2年前に改装工事をしたとは思えない雰囲気です。
上の写真にもちょっとうつっているラナイの丸テーブルは、ガラステーブルかと思ったらプラスティックだし、挙げ句の果てにそのプラスティックが割れていました。二つの部屋に宿泊しましたが、そのどちらの部屋のテーブルも割れていました。
それから超ウルトラ要注意なのがこのバスルーム。

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↑呪われたバスタブ。

ここですよここ。
わたくしがツルッッッッッッと足を滑らせて、脳天カチ割りそうになったバスルームは。

元日本のホテルぽく、バスタブシャワーの部屋とトイレはドアで完全に仕切られているので、複数人数で宿泊する場合も、トイレやバスの順番待ちに不自由することはないんですが、とにかくもうおくさん。このバスタブのツルツルぶりたるや、想像の域を越えています。
帰宅したら自分のバスタブにも滑り止めを絶対設置しよう、と固く決心したんですが、戻ってみて自分のバスタブを使ってみたら、ぜんっっぜん滑らないんです。なぜにこんなところで滑るのか?と不思議に思うぐらい全く滑りません。
でも、このホテルのバスタブはツルンツルン。
ゴムのマットレスが無かったら、絶対にシャワーを浴びてはいけません。
それから。。。。
この写真にうつっている洗面所なんですけどね。
これがまたおくさん。呪われているんですよ……。
この頭上の蛍光灯の照明が、C先生じゃないんですけど、鑑を覗き込んだ瞬間「ぎゃー」と言いたくなるぐらい顔がおそろしく老けて映ります。
目の下のクマとかほほの影とかくちのまわりの陰影とか、どうしようもこうしようもないほど醜くドス黒く映るんです。なんか、髪の毛まで白っぽく映るので、頭中白髪だらけっっ!?と腰をヌかしそうになるぐらいで、毎日この鏡を見る度に超憂鬱~~~~~~~~~な気分になりました。

でも、お部屋は広いしラナイも広いし、眺めも素晴らしくホテルで働く人たちもみんなとってもスイートで、しかもリゾートのど真ん中にある超高級ホテル街からちょっと離れたところに位置しているせいもあって、とても静かでのどかな場所にあるこのホテルは、お値段も他ホテルに比べるとぐっと手の届きやすい価格になっていて、なかなかお薦め。
全米一美しいといわれるワイアレアショッピングモールまで、シャトルの送迎もあります。レンタカーなら5-6分ほどの距離。
オーシャンフロントのお部屋なら、クジラやイルカ達がジャブンジャブン遊んでいるのがラナイから眺められるかもしれません。
あそうそう。それに忘れちゃいかんのが、鯉のエサやりですよ。
これは絶対はずせません。
ああ、また行きたいなマウイ島。
私が大洪水で遭難しそうになった山よりも、このホテルのある側はいつもいつもよいお天気だそうです。
ああ、懐かしいなハワイの青い空と白い雲。
またマウイに行くなら、きっとまたこのホテルに泊まります。
だって鯉のエサやりができるハワイのホテルなんて、そうそうございませんもの。