昨日のチョビバースデーショッピングの続きです。
American Girlでコチョビのニュー衣装をゲットして大満足。
急に気温が下がって来たし、雨も降り出しそうだったので急ぎ足で五番街を歩いていると、ふと目に入ったショップ。
それは『Build-a-Bear Work Shop』。
まあ『手作りカスタマイズクマショップ』ですかね。
前にも一度このショップに入った事があったんですが、その時は何の用事だったのかおぼえていませんが、何も買わずに出たことは確かです。
だってここは、American Girlに負けないぐらいのお子様御用達ショップ。子連れでもない大人がお店にいるということは、子供へのお土産やプレゼントを選んでいる以外あり得ない、という感じのお店です。
↑こんなん。
くまぬいぐるみかー、と思ってちょっとお店の前で立ち止まって、ふと思いついたんです。
最近大切な愛犬のバッボちゃん(ビーグル)を亡くしたミワさんのために、ビーグルぬいぐるみが無いかしら?(クマショップだちゅうのに)
そして、思いついたままフラーと中に入ってしまったのが運のつき。
ハート柄やカモフラ柄、星条旗柄のクマの中に、あああああああありましたよワンココーナー!
ビーグルビーグル、とつぶやきながら棚をグルっと一周したけれど、ああ残念、ビーグルは見つからず、でもでもでも、かわりに……。
ハスキーがー!!!
……ということで、買っちまいましたよ。くまぐるみ屋さんでハスキーぐるみチョビぐるみ。
↑似てませんけどね……。
お着替えセットまでありましてですね。
ご丁寧にそれも買っちまいました。
星条旗柄のバンダナに、老年期に入ってからチョビのトレードマーク、ピンクのブーツまで。
ちなみにこのお店で売られているぬいぐるみたちは、店頭に並んでいる時は中身の詰まっていない抜け殻状態です。
好みの抜け殻ぐるみを見つけたら、綿詰めお姉さん(お兄さんの時もある)のところに持っていき、巨大綿菓子マシーンみたいなもので中綿をモフモフ詰めてもらうんです。
詰めてもらう時に、「どれぐらい詰める?柔らかめ、普通、固め、好みの詰め方ができるわよ」と言われるので、好みを伝えるとそのとおりに丁寧に中綿を詰めてくれます。
↑こういうマシン。
私は「パンパンギュウギュウデブデブに詰めてください」とお願いしました。
注文に従って中綿を詰めると、一旦機械からはずして手渡してくれます。
「これぐらいで良いかしら?それとももっと詰める?もっと柔らかくする?」
手に持ってみると、ちょうど良い感じのつまり具合だったので、これでいいですと伝えると、今度は箱に入っている小さな赤いハートを手渡されます。
これは何かね?
と問うと、異様に陽気な黒人のお兄さんが近寄ってきて
「そのハートに、願い事とハート(心)を吹き込んでから、キミのニューフレンド(←ハスキーぐるみ)に詰め込むんだよ」と教えてくれました。
もうそりゃもう、願い事と言えばこの世でたった一つ。
友達のバースデーウィッシュを横取りしてまでかなえたい願い事は
「チョビにまた会いたい」
です。
小さなハートを手のひらに入れ、フッと息を吹きかけながら一生懸命お願いしました。
そして、背中の穴からハートを入れると、お姉さんが糸をキューとしぼって綿入れ口をとじました。
↑糸で綴じています。
はいどうぞ。これからよろしくね。
と手渡されたハスキーぐるみは、フワフワでコロコロで、抱っこしたらチョー幸せな気持ちになりました。
しかし、大人でこんなことをしているのは私だけだな。
と思っていたら、なんとお仲間が一人。
私よりは若いけど、成人式より還暦が近そうな女性が一人、できたてほやほやのジャーマンシェパードぐるみを抱っこして、店内のPCで「ニューフレンド登録」をしていました。
出来上がったばかりの『この世でたった一つのあなただけのぬいぐるみ』を、店内のPCで登録して、ぬいぐるみの名前や誕生日なんかを設定できるという徹底ぶり。
ジャーマンシェパード奥さんの隣に座って様子を見ていると、どうやら彼女も大切な愛犬のかわりにワンコぐるみをゲットしたようでした。
嬉しそうにシェパードぐるみを抱っこして一生懸命登録している姿は、とてもかわいらしく幸せそうで、見ている私も幸せになりました。
私も早速チョビぐるみを登録。
お誕生日も名前もチョビのまま。
まんまとノせられてる感はぬぐえませんが、うれしくて仕方ありませんでした。
↑ニューチョビぐるみの出生証明書。
出生証明の登録が終わると、ピンクのブーツとバンダナとバースデーケーキ(なんてものまである)をチョビぐるみと一緒に抱えてキャッシャーに。
ここもAmerican Girlと同じく大人気で、結構行列ができていました。
キャッシャーのお兄さん達も陽気でノリノリで、ちょっとディズニーランド状態。
箱詰めになったチョビぐるみをのぞきこみながら
「新しいお家で可愛がってもらうんだよー」
なんて言ってましたよ。オタクっぽいお兄さんが。
写真を撮っていると、綿詰め待ち(子供へのお土産だと思う。じゃなかったらちょっとコワい)の紳士が陽気に写真に飛び込んで来て、「かわいく撮れたよ」と言うと「ホント?嘘じゃない?ちょっと見せて。。。。あっホントだ、かわいく撮れてる!」と満面の笑顔になったり、こういう場所にいると大人も子供も陽気でハッピーな気分になるのかな?
↑茶犬の綿詰めを待っていたどこの誰とも知れぬ黒人紳士。
ということで、我が家に(また)新メンバーチョビが加わりました。
皆さんよろしくね。
そして、チョビちゃん、アメリカでは今日がお誕生日だね。
18歳、おめでとう!