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毎日あれこれと用事やら仕事やら遊びやらで忙しくしていて、更新をサボっていましたー。
このところ、朝食からして白米をほおばらされ(リン母に)、お昼も老夫婦と一緒にしっかりほおばらされ(リン母に)、夕食もやっぱりがっつりほおばらされ(リン母に)、日本デブリンになりそうです。

だからというわけではないんですが、初売りに出かけた日のエピソードです。

おしゃれーなわかーーい人むけーーーのファッションビル(て言うんだっけ?)で、若くてメークをしっかりしてチョーおサルなお洋服に身を包んだお嬢さん達が
「大人気の福袋、間もなく終了でーーす!」
とか(いや。山ほどあったけど福袋)
「タイムセールで40分間店内全品50%オフでーーす!』
とか(なぜ40分?)、それはそれは一生懸命お仕事をしている姿に打たれ(ほんとか?)、ついつい短パンを買おうとしてしまった時(短パン言うな)。
短パンといっても長さもサイズも様々。
中で私好みの短パンを見つけ、手に持って矯めつ眇めつしていると、わかーーーーくてかわいいいーいお嬢さんが近寄ってきました。
「お客様。こちら今でしたら60%オフになっておりますよー」
うんうん。さっきお店の前であなたの同僚ちゃんが一生懸命言ってたよ。
「こちら、少し長めのデザインになっておりますので、短めが苦手という方におすすめです」
いや。
私は別に短めが苦手ではないんだが……。
「こちらは股上が深めですので、ローライズが苦手な方にもおすすめです」
いや。
私は別にローライズが苦手ではないっていうか。
「こちら、おサイズなんですが、XSになっております」
うんうん。
さっき見たから知ってる。

するとお嬢さん、今度は私の顔をチラチラチラっと見た後、
「こちら、ウエスト部分でとめる形になっておりますので、お腹回りを気にされる方なんかには大きめのおサイズのほうがおすすめですよー」
……
ていうか
……
それってああた、私の顔だけ見て『おばさんはお腹回り関係でXSは無理だろう』って決めつけてるようにしか聞こえないんですけど。
いや、『おばさんは短パンやめれ』って言わないだけマシなのか?
うーんうーんうーん……。
どこからどう見ても、彼女のオススメサイズは私には大きすぎるように見えるんですが、私の顔を覗き込み、目をキラキラさせて一生懸命セールスしている金髪のお嬢さんの熱意の腰を折るのも気が引けます。
ああああああもういいか!これで!なんかしらんけどお嬢さんがオススメしてくれたサイズでいい!もういい!
試着もせず、短パンをガシッと握りしめ
「じゃっこれで!」
と宣言すると、お嬢さんも
「はい!これで!」
と満面の笑み。

うん。

よかったんだ。

これで。


たぶん。



中途半端に幸せな気持ちで家路につき、帰宅するとリン母のお小言が待ち受けていました。

「まさか眼鏡市場に行ったついでに、よけいな物を買って来たんじゃあないでしょうね!」

か、買いました。。。

「また!どうしてそういうことばっっっっっっっっっっっかりするんですかっっ!」

いや。もう金髪のお嬢さん達が、あまりにも健気で一生懸命だったもんで……。

「何を言ってるんですかっっっっっっっっっっ!!!」


ひいー。
この上短パン買ったなんてバレたら、エラいこっちゃ。
大急ぎで短パン入り買い物袋をお布団の下に隠し、数日間暖めておきました。


そして昨日。
おニューの短パンをはいてみることに。
やっぱりおニューのお洋服は嬉しいな。
いそいそと短パンを袋から出して拡げてみると……。

うーん……。
な、なんかやっぱりちょっと大きいかも……。

ごそごそごそとはいてみると。。。。


ああ……やっぱりデカパンになってしまいました……。

お腹回りもお尻もウエストも、全体的にがばがばで、なんか妙な具合にバカボン。

がっくりして階下に行くと、リン母に
「そのズボン、何?」
と疑惑の目で見られました。

「また買ったの!?大体なんですかそのズボンは。大きすぎてブサイク」

ズボンという懐かしい単語に反応するより前に、情け容赦のないリン母のお言葉にダメ押しされ、完膚なきまでに叩きのめされました。

ウエストガバガバのデカパンは、上から大きいセーターをガボーっと着ればかわいらしく見えなくもないですが、とにかくガモガモとしていてもっさりしていて、あーあ、結構残念な感じです。

やっぱり短パンも試着してから決めないとダメってことで、あーあ、どっとはらい。(←ヤケクソ)

(ていうか、だからもう短パン買うな)