いろいろいろいろいろいろいろ考えた末に、とにかく新しいキモセラピーのプロトコールをはじめてみることにしました。
これはリンパ腫のペットと一緒に暮らしてらっしゃる皆さん、そして暮らした事のある皆さんはよくご存知の、Madison Wisoconcinプロトコールというもので、化学療法に良く反応するリンパ腫の治療に多く使われるものです。
ただ、チョビのように高齢な犬には通常は強すぎる治療法のようで、今回ドクターはチョビ用に投与量や薬品の種類を少し変更してくれました。
今日がその第一週目。
また後ろアンヨの毛を剃られ、血液検査と第一回目キモ注射を受けました、チョビ。
２時間ぐらいかけて点滴するのかと思っていたのですが、お薬の種類も２種類のところを１種類にしてもらい、投薬量も多分少なくしてくださったのか、４５分ぐらい待って迎えに行ったらすぐに元気よく出てきました（でもお花のついたリードに血がついていたー）。
そして、チョビがウゲッとならないようにするお薬をいただき、何もなかったかのような顔で出て来たチョビと、出勤前に病院へ送って来てくれたポールと入れ違いでお迎えに来てくれたフンフンと三人で、１５丁目の５番街から我が家まで、３０数ブロックをトコトコトコトコ死ぬ程時間をかけて歩いて帰りました。
いや。
今日あまりにも良い御天気だったのと、チョビのご機嫌が良かった事と、ドクターが「チョビには好きなだけ食べたいだけ食べさせて、好きなだけ行きたいだけお散歩させてください」って言ってくれたので、んじゃあ歩ける所まで歩いてみようか、ということになったら、なんかノロノロながらも結局家まで歩いちゃったんです。
５番街を横断し、ユニオンスクエアのグリーンマーケットで落ちているお野菜の匂いを嗅ぎたおし、ユニオンスクエアパークを通り抜け、そのまま１６丁目をズンズンズンズン東にまっすぐ行くと、２番街沿いの小さな公園に突き当たります。
ここは、チョビが若かったころしょっちゅうドッグランに遊びに来た公園です。
うーん、懐かしい。あの頃チョビも私も若かった。
とか思いながら２番街を北上。テクテクあるくと１８丁目の２番街角に結構美味しいピザ屋さんがあります。
ここにもチョビと二人で歩いてゴハン食べに来たなー、なんて思い出します。
そこから２ブロックほど北上した所にはバスケットコートがあるんですが、ピザ屋さんやイーストビレッジにゴハンを食べに行ったり、遊びに行ったり、タコヤキ買いに行った時、いつもチョビとここにちょっと立ち寄って、ウワーーーーーーーッッッッと走り回って遊んでから、またテクテクテクテク歩いたものでした。
いやー。ホントにあの頃は若かったなあ。
もう今や、公園で走り回るなんて考えられませんチョビ。
でも、よく考えると手術の前の数週間、チョビは後ろ足がヨレヨレになっていて、お水を飲んだりゴハンを食べながら、後ろ足がどんどんどんどん萎えていって、しまにおシリモチついてしまったりしていました。
あの時、病院に言って超音波検査しなかったら……、手術で肥大した脾臓を摘出しなかったら……、今頃チョビはもう私の側には居なかったかも……。なんて風にも考えます。
手術で苦しい思いをさせて始祖鳥とカラスとヤギのミックスみたいにさせちゃって、その挙げ句にまた老体にムチ打ってキモセラピーなんて受けさせて、大丈夫かなチョビ、辛くないかなチョビ、大丈夫かな大丈夫かな、ってここしばらくずっとそんな風にばっかり考えていますけど、でもやっぱり今こんなに元気でゴハンが嬉しくてお散歩がうれしくて、ひょうきんなチョビが戻って来てくれたのに、あともうちょっともう少しもうしばらく一緒にいたい（その前に私が破産したらどうしようか、という問題はさておき）。
ということで、がんばれチョビ、がんばれ私、働け私。
そして、みなさまみなさまみなさま。
チョビのためにFundraiserやら食料支援やらお祈りやらアドバイスやら、本当に本当にありがとうございます。超ありがとうございます。
チョビも私も、こんなに多くの皆さんに応援していただいてたくさんの気持ちをいただいて、本当に心強く、またとってもとても幸せです。
チョビは応援していただいて幸せなだけじゃなく、その上にさらにさらにチョー幸せ。
なぜなら、一日4食プラス無制限オヤツ状態ですから。
↑病院で犬人形に挨拶してゴキゲンなチョビ。
↑よそのおじさんのお支払いを見て「大変っすね」。
ていうか、こっちは一ヶ月一食キャンペーンじゃちゅうのに。
↑のんきにお昼寝。大寝とぼけのコンコンチキです。
そうそう。
体重増加キャンペーンも順調に進行中。
今日ですでに、５パウンド増加しました。最低でもあと３パウンド増量目指します！