昨夜チョビマガを発信した直後、日本のミワさんからメールが飛び込んできました。
『30分程前、日本で大きな地震がありました』
ただならぬ様子に、音を消してつけっぱなしだったテレビに目をやると、大変な事になっている様子が目に飛び込んできました。

コンタクトレンズをはずして音を消していたので全く気がつかなかったのですが、地震の様子を刻一刻と映し出していた日本語放送。
最初、地震の規模がどんなものだったのか、被害の規模はどれぐらいだったのか、情報が交錯していたのでただ黙って見ているしかできませんでした。
ところが、地震発生1時間後ほどでしょうか。
画面では幅広だけれど穏やかな波のように見えた、実は大変な規模の津波が、あっという間に家屋や樹々、幹線道路、車等を呑み込んで行く様を見、茫然自失。

これは。
これは本当に日本で起こっている出来事なんだろうか……。

上空から映しているその恐ろしい様子はあまりにも非現実的でしたが、目の前の画面で刻一刻とは言ってくるニュースと、それを緊張しているけれど淡々と伝えている●HKのアナウンサーの声を聞いていると、コレは本当に今起っている事なんだ……と実感され、緊張と不安とで喉がからからになりました。

はっと思いつき、日本の友人達、特に東京以北の友人たちにメールを送ってみましたが、メールがはねかえってくる人なんかもいてさらにパニック。
そして、タクオ(コンちゃんのダンナね)が東北大学の卒業だったことを思い出してぎゃーとなり、もしかしたらのもしかしたでタクオのご実家が仙台だったような気がしてきて、真夜中だというのにコンちゃんちに電話をかけてしまいました(結局タクオさんは栃木、宇都宮市の出身でした……)。あと、尻松さんとタマキちゃんは、まさしく東北地方の出身。これもギャーとなって慌ててテキストやメールを送付。
結果、皆さんのご実家はご無事でした。

自然の力の前に、私たち人間は本当にちっぽけで無力です。
余震が続いたり、ご家族やご友人の安否がわからなかったり、避難所で不安で寂しい時間を過ごさざるを得なかったり。
まだまだ不安な日々を過ごされるであろう被災地のみなさん。近隣の皆さん。いえ、日本の皆さん。
どうか、お力を落とされませんように。
そして、一刻も早く救援の手が届きますように。
私たち遠くに住む者達は、こうして祈る事しか出来ませんが、心から皆さんのご無事と安全をお祈りしています。
被災された皆様へ、心からお見舞い申し上げます。
そして、亡くなられた皆様とそのご家族の皆様には、心からお悔やみ申し上げます。

最後に、Twitterでたくさんたくさん拡散されている韓国の方のツイートを転載します。
ホントに、超がんばれ。

『世界唯一の核被爆国。大戦にも負けた。毎年台風がくる。地震だってくる。津波もくる……小さい島国だけど、それでも立ち上がってきたのが日本なんじゃないの。頑張れ超頑張れ。』