このところずっとチョビにベッタリだったので、久しぶりにブライアントパーク向こうにある紀伊国屋さんに立寄り、自分の本があるかどうかをチェックした後、二階のマンガ売り場で色んなマンガをチェック。
その後、地下鉄に乗ってダウンタウンに行き、去年の夏暮らしていたアパート近辺をウロウロしました。
一番の目的は、お気に入りのコーヒー紅茶屋さんで紅茶を買うことです。
グラセンの紅茶屋さんは、高い上に風味があまり良くないんです。アールグレーの無駄に高級でオシャレな缶入りが20ドル。たかっ、と思ってダウンタウンの紅茶屋さんに行くと、香りの良い素晴らしいアールグレーが3倍の量で6ドル弱。やすいっ。そしておいしいっっ!
ついでにルイボス入りアールグレーと玄米茶を戯れに2ドルずつで購入しました。
玄米茶は、日本の玄米茶の足元にも及ばないような代物でしたが、たまに日本茶を飲みたくなるのでガマンです。
寒かったけれど久しぶりのソーホーをブラブラ小一時間ほど散策し、さてどうやって帰宅しようかな、と思案しました。
目の前には緑色の地下鉄駅があるんですが、コレに乗るとグラセンから自宅まで歩かなければなりません。
歩くのは全然構わないんですが、あまりにいつも歩く道なので、ちょっと退屈なんです。
そこで、ソーホーを抜けイーストビレッジを抜け、1番街まで歩いてバスに乗る事にしました。
テクテクテクテク、色んなお店のウィンドーを眺めながら歩くのも、結構楽しいものです。
やっとたどり着いたバス停は、チャイナタウンとロウアーイーストとイーストビレッジのちょうど中間地点な感じの場所で、ローカルバスしかとまらない小さな停留所です。
目の前を3台ものセレクトバス(急行バス)が通り過ぎるのを、一緒に待っていた黒人のおじさんが『アホボケカスタコラッパ!!』と口汚く罵るのを聞きながら待つ事なんと20分。
それでもグラセンから自宅まで歩くより、なぜかこの方が苦痛が少ない気がするんです。私。
やっと来たローカルバス。
急いで乗り込みました。
はーやれやれ。
と座ってふと天井を見上げると、おお、今時のバスにはこんなものが設置されているのか。
↑監視カメラ。
ですよね?
カメラですよね?
やっぱり防犯目的かな?
そういえば、NYのバスって正面にある行き先表示パネルが緊急の時にはHELP CALL POLICEって表示にできるんだけど、最近もそうなのかな?
だって私が渡米したての頃は、そのCALL POLICEの表示を出したバスが、ガーーーーと走って行くのを何度か見掛けたことがあるんですけど、誰も何も気にしてなかったもんで、あれって防犯の意味あるのかな?っていつも疑問に思っていたんですよ。
それにこの防犯カメラもどうなんだろう?
誰を誰から守るためにここに設置したのかな?
謎です。謎。